経団連は16日、新卒採用に関する調査結果を発表した。それによると、2016年春入社の採用選考について、経団連が昨年変更した採用・就活の指針のスケジュールが順守されていないと回答した企業が約9割に達した。
就活指針は昨年、それまで4月からだった面接などの採用選考開始を8月からにするなど大幅な変更となった。しかし、それまでと同じ日程で採用選考する企業も多く、学生、企業ともに混乱した。
調査は経団連加盟企業を対象に実施、790社が回答した。指針のスケジュールについて、「ほとんど守られていない」が52%、「あまり守られていない」が35.5%で、87.5%が順守されていないとした。
昨年のスケジュールが学生に悪影響があったとする回答は96.2%、また自社の採用活動にも悪影響があったいう回答も87.9%に達するなど就活指針のスケジュール変更が学生・企業に大きな負担をもたらしたことが浮き彫りになった。
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