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嗚呼、学習の日々

ビアンマンガ家『嗚呼蛙』が最近知って面白かった知識や、すでに知っているお役立ち知識を、勉強を兼ねてアウトプットしていきます。

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知らない言葉に対する拒絶反応を遺伝子のせいにしてみた

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みなさまごきげんよう!

嗚呼蛙でございます!

 

先日の記事で、「個人事業主開業届」「青色申告承認申請書」という名前を見ただけで「うげ…」ってなる書類を出してきたという話を書きました。

出す前はものすごく難しそうなイメージがあり、強烈な抵抗感があったのですが、実際は名前と住所を書いて終わりって程度の書類で拍子抜けしたという話です。

 

そんなことがあったので、実際はものすごく簡単なのに、どうしてそんなに抵抗感があったのかなと疑問がわいてきました。

ということで今日は、苦手意識の原因は遺伝子にあるんじゃないかという妄想を書いてみることにしました。

 

目次

 

 

 

 

苦手意識の原因は聞き慣れない言葉にあるのでは?

例えば英語だとか、お役所の書類だとか、パソコン用語だとか、見た瞬間に拒絶してしまうものがあると思います。

でもこういうのって、放り投げたい気持ちを堪えてちゃんと見てみると、全然難しくなかったりしますよね。

自分が思うに、この拒絶反応は意味のわからない言葉(単語)に対するものなんじゃないかと思うんですよ。

 

例えば、Googleで何か検索したい時の操作の説明は「ブラウザを立ち上げて、Googleへアクセスして、検索ウインドウに知りたいキーワードを入力する」になります。

わかってる人にはなんてことない説明ですが、パソコンがわからない人がこれを聞くと「คำทักทายを立ち上げて、ทักทายへสวัสดีปีใหม่して、ดีใจที่ได้พบคุณに知りたいฝันดีนะを入力する」みたいな宇宙人の言葉のように聞こえてしまうでしょう。

※パソコン用語にタイ語の挨拶を適当に入れたので単語の意味は一致してません。

 

上の文章も、単語を変えただけで結構な拒否感を感じますよね。 

 

 

知らない言葉に拒絶反応が出るのは遺伝子のせいかも

では何故、知らない言葉に強烈な苦手意識を感じるのでしょう?

それはもしかしたら遺伝子のせいなんじゃないか、というのが今回のお話です。

 

猫は何故かきゅうりを怖がる

ちょっと前に流行りましたこういう動画を見たことがあるでしょうか?


おもしろ動画 猫はきゅうりが怖い Cats scared of Cucumbers Compilation.

 

猫たちがきゅうりにビックリする理由について、単にいきなり置いてあったことにビックリしてるだけという説もありますが、もう一つ、蛇を連想させるから怖がるという説もあります。

人間がゴキブリや虫っぽいものを見てビックリするのと同じような感じなんでしょうね。

 

怖がらない個体は死んでいった

猫は蛇が怖い。人間はゴキブリが怖い。

どちらも無理がないことですが、初めて見た瞬間から怖いと思うのはちょっと不思議ですよね。

 

今回の話で、この不思議を解く鍵として使いたいと思っているのが進化論です。

何度か紹介している『「読まなくてもいい本」の読書案内』や、『不愉快なことには理由がある』本で読んだ程度の知識しかありませんが、「キリンの首が長いのは、首の長い個体が生き残ったからだ」っていう説のことです。

 

進化論に当てはめて考えると、猫が蛇を怖がるは、本能的にそれらを怖がる個体が生き残り、怖がらない個体は死んだからということになります。

人間がゴキブリを怖いのも同様。

つまり、それらを怖がるのは遺伝子に刻まれた性質ということですね。

 

知らない言葉を怖がる人間が生き残った

知らない言葉に拒絶反応が出るのも、ゴキブリが怖いのと同じ理由なんではないでしょうか。

 

たぶん原始人だった頃の人間は部族単位で生活をし、頻繁に別の部族との対立があったと思うのです。

違う部族の人間は、違う言葉を話すことが多かったんではないでしょうか。

 

そして、聞き慣れない言葉を警戒する人間が生き残り、警戒しなかった人間が死んでいった結果、知らない単語に「うえ…」ってなる現代人が出来上がったのではないかなと思ったわけです。

 

だから、決して自分が特別心の弱いビビリな人間というわけではないはずなんです。

たぶん、きっと、そうに違いない。

と、信じたい。 

 

 

遺伝子レベルの性質とどう向き合うか

知らない言葉に対する拒否感が遺伝子に刻まれた本能だったとしたら、我々はどうそれと向き合ったらいいでしょうか?

言うまでもなく現代社会では、知らない言葉が嫌だからといって避けられないことがたくさんあります。

 

自分の場合は「人間の本能的な性質は、自分の精神とは無関係なんだ」と思うようにして、できるだけ無視するようにしています。

あるいは「苦手と思うのは最初だけだから…!!」とか言い聞かせて、平気になるまで触れ続けるとか。

 

今のところ自分では少しづつ慣らしていくという対策しかとれてないので、もっとうまい方法を探したいと思っています。

 

 

まとめ

  • 見た瞬間拒絶してしまう原因は知らない言葉のせいかも
  • 知らない言葉に抵抗を覚えるのは、原始時代から受け継がれた性質かも

持ってる知識をパズル的に組み合わせただけの想像なので、科学的根拠は全くないです。関係してたら面白いと思うんですけどね。

 

 

おまけのウサギ動画。


うさぎのぷーすけ 毛繕い

 

では、今日のところはこの辺で。

ガチ百合さんがゆく!箸転もよろしくお願いします!

嗚呼蛙でした。