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マンガ・アニメの感想を書き殴っていくブログ

アニメやゲームの感想、趣味で書いたネット小説などを載せています。投稿した記事も折を見て更新していきますので、気が向いた時にでもご確認下さい。

『僕だけがいない街』07話(ネタバレあり・アニメ感想)

2016年冬アニメ アニメ

 

 

 


 逮捕された悟が、「飛べよぉぉぉぉぉぉぉ」といった感じで、「戻れえぇぇぇぇぇぇぇ」と言います。すると本当に起こってしまうタイムリープ
 過去に行けたのは良かったんですけど、リバイバルの発動条件が今一分かりませんね。蝶も映らなかったけど、あれは大して意味のない演出だったのかな。

 

 リバイバルした直後の「バカなの?」は、勘ぐる感じで新鮮でした。「バカなの?」シリーズに、続々とバリエーションが加わっていきます。

 

 そして今度こそ、形振り構わずに雛月を助けようと、悟が決意しました。

 


 子供が理由もなく呆然と佇み、突如泣き出す。その後、「お母さん、ゴメン。覚えておいて」「ホントはさ、上野には電車一本でいけるんだ」等と言い出す。ちょっとしたホラーです。


「あぁ、悟君。ダイターン」

 

 一日早く、前回と同じ台詞を言うヒロミ。彼にはもう、ダイターンのイメージしか無くなってきたw


「悟、お前は誰?」
 ケンヤは、子供離れした洞察力を持っていますね。精神年齢も相当高いです。
 少年時代の悟の内面もよく分かっていたし、ここ数日の変化にも気づきました。少年探偵みたいだ。

 

「俺にはさ、悟が別人になった。いや、別の人格が加わったみたいに見えたんだ」

 

 別人だと何となく気付くだけでも、小学生とは思えない洞察力ですが、上記の発言までくると最早恐怖を感じるレベルです。

 

「俺を叱ったように思えたんだ」

 

 この台詞を聞いて、「もう、コイツが主人公でよくね?」と、思わず呟いてしまいました。

 

「正義の味方!! …になりたい、人…」

 

 これを聞いたケンヤの「プッ…、ははは」という笑い方すら、大人びて見える…。「もしかしてコイツ、俺より精神年齢高くね?」と、思わず呟いてしまいました。

 

「結果が出たからなれるってものじゃないよ」
「お前は、もうなってる」

 

 ケンヤ君は、名言を量産したいのかな? 上の台詞を聞いて「もう、ヤダ!! ケンヤが俺を潰しにきてる!!」と、思わず呟いてしまいました。意味不明ですが、率直な感想です。
 僕より大人なこの人を、これからはケンヤさんと呼ぶことにします。

 


「バケツ持って、廊下」

 

 この時の二人の顔w ケンヤさんにも、ようやく小学生らしいところが見えてきましたね。

 


 悟の奮闘の影響で、様々な人物の行動が変化していく。
 ユウキさんやその父親のアリバイ作りの仕方は、中々うまかったと思います。でも、死ねという文字が映ったところで、少し笑ってしまいました。悪ガキのイタズラにしか見えないw
 加代・母を突き落とそうとしたのは、不味かったですね。その時、悟の目が赤くなっていました。目の色が変わるのは、ただの演出みたいです。

 

「冷静になれよ…。悟…」
「お前は、雛月を助けることに必死だった。だから、危ないって思ったんだ」

 

 ほんとカッケェなぁ、ケンヤさん。僕も少し冷静になります。

 

 

 そして雛月の安全のために、警察を動かそうとする二人。

 

「あのさ。今からお前のこと、誘拐するけどいい?」

 

 29歳も本気を出してきましたね。このくらいの事を言っとかないと、ケンヤさんに主人公の座を奪われてしまいそうです。

 

「バカ…、なの…?」

 

 「バカなの?」照れバージョン。

 

「…いいよ」

 

 「僕だけがいない街」は、サスペンスだと思っていたんですが、最近ラブコメの波動を感じます…。

 

「そう言ってくれると思った」
 チーン(効果音)

 

 第七話
──暴走──

 

 変なタイミングで、タイトルが出ましたねw


 加代をバスに匿う二人。ここでも、29歳が攻めます。

 

「俺たちが、必ず加代を守るから」

 

 この時の加代の顔は、まさにキュンといった感じ。

 

「加代ってお前…」
「俺だって、スゲェ照れくさかったよ」

 

「加代は、悟だけ呼べよ」
「ありがと」

 

 こういったやり取りは、小学生っぽいですね。だけど、片方の中身は29歳です。照れくさいに決まってるw
 子供がした発言と思うか、大人がした発言と思うかで、印象も全く変わってきます。

 

 普段、ガキには興味がないと豪語している成人男性が、小学生相手にした発言↓。

 

29歳独身男性「俺たちが、必ず加代を守るから(キリッ)」
29歳独身男性「俺だって、スゲェ照れくさかったよ(テレッ)」

 

 挙げ句の果てには、女子小学生と一夜を明かしてしまいます。文句なしで、事案発生です。加代はともかく、29歳の方は「あっ」じゃ済まねーだろw
 ケンヤさんは、この時も大人な態度でしたが、悟の中身が29歳だと知れば幻滅するでしょうね。「あっ」じゃねーだろ? と言って。

 


 やはり、悟の行動に気付いていたサトリ母。男が出来ない理由も、少し分かってきました。何もかもが見透かされているようで、こわい。

 

 挙動不審なユウキさん。目を泳がせ過ぎw 悟は、彼のことを全く疑っていませんが、感情的に信じすぎている気もします。

 

 またもや、意味深な描写があった先生。この人は、毎回毎回、胡散臭さを醸し出していますね。何を電話していたのか、また学校のライトと彼の瞳が重なる演出には意味があるのか。あまりに胡散臭いので、逆に胡散臭くないような気すらしてきます。

 


 加代の事情を知らされるヒロミ。久しぶりにダイターン以外の言葉を発した彼は、結末を考えているのかと不甲斐ない29歳男性に訊きました。

 

「心配しないで。俺がちゃんと責任取るよ(キリッ)」
「馬鹿なの?」

 

 ドヤ顔バージョン収集完了。トランプ要素も加わっていますから、相当レアリティが高いです。
 加代は、トランプをフサァ~して、決めポーズを取りつつ「誰もお咎めないっしょ」と言い放ちます。こういうのは、小学生だからこそ許されるんです。いいですね~。 
 一方、ダメな大人の言い訳↓

 

──盲点だった(震え声)。
──帰り道ケンヤが、「悟にはあの発想無かっただろ」と言った。
──(ケンヤは)こう続けた。俺にとってのヒーローって、そんな奴だよ。

 

 だから、加代が言った方法を思いつかなかったのは、仕方のない事。そう言わんばかりの悟の独白…、言い訳でした。
 穿った考え方をすれば、ケンヤが悟を慰めていると取れます。実際には、言葉通りの意味なんでしょうけどねw

 


 不審な人物が、加代のいるバスに侵入して終了。子供ではないという事くらいしか、その人物について分かりません。犯人なのか、これまでの事件とは関係ない危険人物なのか、はたまた悪人ではないのか。
 7話では、ケンヤが大活躍しました。前のリバイバルとは、状況や人間関係が変化していますから、これから他の登場人物も意外な活躍をするかもしれません。

 

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