冷戦時代の沖縄への核配備、米政府が初めて公式に秘密解除
2016年02月20日 14:51 発信地:ワシントンD.C./米国
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【2月20日 AFP】米軍が冷戦(Cold War)時代の沖縄に核兵器を配備していたことは長い間公然の秘密だったが、米政府がこの事実の秘密指定を初めて公式に解除したと、米ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の国家安全保障公文書館(National Security Archive)が19日明らかにした。
同公文書館は機密が解除されたことを歓迎しつつも、沖縄に配備された核兵器を撮影した米空軍の写真は25年以上前から公に入手できる状態になっていたと指摘し、その事実によって公式な秘密指定解除の重要性は「やや小さくなる」とした上で、米政府は秘密解除を遅らせることによって時間やリソースを過度に浪費したと批判した。(c)AFP
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