米大統領選 候補者選び第３戦 トランプ氏連勝なるか

2月20日 15時37分

アメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者選びの第３戦となる、サウスカロライナ州の予備選挙が日本時間の２０日夜、始まります。過激な発言で批判を浴びるトランプ氏が連勝するか注目されます。

ことし１１月のアメリカ大統領選挙に向けた、野党・共和党の候補者選びの第３戦となる南部サウスカロライナ州の予備選挙は、現地時間の２０日午前７時（日本時間の２０日午後９時）に投票が始まります。
サウスカロライナ州を対象に行われた複数の世論調査によりますと、各候補の支持率は平均で、不動産王のトランプ氏が３２％と最も高く、続いて保守強硬派のクルーズ上院議員と若手のホープとされるルビオ上院議員が１８％で並んでいます。
これまでのところ、初戦のアイオワ州はクルーズ氏が、また第２戦のニューハンプシャー州はトランプ氏が、それぞれ勝利しました。
トランプ氏は過激な発言で批判を浴びていて、投票日前夜の集会で「支持率がよいからと言って油断してはならない」と支持者に呼びかけ、前回に続いて連勝するか注目されます。
一方、与党・民主党の第３戦となる西部ネバダ州の党員集会は、現地時間２０日の午前１１時（日本時間の２１日午前４時）から行われます。第２戦でサンダース上院議員に大敗したクリントン前国務長官が巻き返せるかが焦点です。