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私が選ぶ2015年の”新しい”Pythonモジュール トップ5

こちらで紹介されている「TinyDB」
http://tinydb.readthedocs.org/en/latest/index.html

Pure Pythonなドキュメントデータベースなようです。
インストールして使ってみます。

インストール

インストールはeasy_installで行いました。



バージョン3.1.2がインストール出来ました。

データの登録と検索

こちらを参考に、使い方を調べてみます。
http://tinydb.readthedocs.org/en/latest/getting-started.html

まず、データベースの作成とデータ登録を行ってみます。

from tinydb import TinyDB, Query
# データベースオープン　引数はファイル名
db = TinyDB('db.json')
# insertでデータを登録
# 辞書型のオブジェクトをそのまま渡せばOK
db.insert({'type': 'apple', 'count': 7})
db.insert({'type': 'peach', 'count': 3})
# db.all()で登録しているデータを全て出力
print db.all()

実行結果





次に、Queryオブジェクトを使用してデータを検索してみます。

from tinydb import TinyDB, Query
# データベースオープン　引数はファイル名
db = TinyDB('db.json')
# Queryオブジェクトを生成
Fruit = Query()
# 'type'が'peach'の値を検索
print db.search(Fruit.type == 'peach')
# countが5より大きい値を検索
print db.search(Fruit.count > 5)

実行結果





検索結果はリスト型で帰ってきます。
一行ずつ結果をフェッチしたい場合は、素直にforすれば良いようです。

from tinydb import TinyDB, Query
# データベースオープン　引数はファイル名
db = TinyDB('db.json')
# Queryオブジェクトを生成
Fruit = Query()
# countが1より大きい値を検索
for row in db.search(Fruit.count > 1):
    print row

実行結果

データの更新と削除

データの更新と削除を行ってみます。
まずは更新。

from tinydb import TinyDB, Query
# データベースオープン　引数はファイル名
db = TinyDB('db.json')
# Queryオブジェクトを生成
Fruit = Query()
# 'type'が'apple'のcountを10に変更
db.update({'count': 10}, Fruit.type == 'apple')
# 結果確認
print db.all()

実行結果





データの削除。

from tinydb import TinyDB, Query
# データベースオープン　引数はファイル名
db = TinyDB('db.json')
# Queryオブジェクトを生成
Fruit = Query()
# countが5より小さいデータを削除
db.remove(Fruit.count < 5)
# 結果を確認
print db.all()

実行結果





全てのデータを削除。

# データベースオープン　引数はファイル名
db = TinyDB('db.json')
# 全てのデータを削除
db.purge()
# 結果を確認
print db.all()

実行結果





これはお手軽に使えて便利です。

テーブルの指定

未指定の場合は_defaultというテーブルにデータが登録されますが、
任意にテーブルを作成することもできます。

from tinydb import TinyDB, Query
# データベースオープン　引数はファイル名
db = TinyDB('db.json')
# テーブルを作成
table_1 = db.table('table_1')
# データ登録
table_1.insert({'value':'table_1_value'})
# 2つめのテーブルを作成
table_2 = db.table('table_2')
# データ登録
table_2.insert({'value':'table_2_value'})
# 各々、結果を確認
print table_1.all()
print '-' * 10
print table_2.all()

実行結果




この時、出力されたdb.jsonはこのようになっていました。

{"_default": {}, "table_2": {"1": {"value": "table_2_value"}}, "table_1": {"1": {"value": "table_1_value"}}}

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1. 2016/02/02(火) 21:41:22|
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