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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

気づいた。ぬるいブログって何の意味もないわ

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ブログだけじゃなくて、本とか企画書とかにも言えることだけども。

ぼくは、せっかく何かやるからには、誰かしらに何かしらのいい影響を与えたいと思ってます。だから、多くの人に読んでもらうのも大切だけど、それを読んだ後に考え方が少し変わるなり、新しい行動を起こすなり、そういうことをしてもらわないと全く意味がない。もし読んでくれた方が「ふーん」と思うだけだとすると、それは読んでくれた方の大切な時間を奪うことになります。

だってそうでしょう?それを読んだことで圧倒的な楽しさを得られるわけでもなければ、今後使えるような新たな武器を提供できたわけでもない。自分の時間と読んでくれた方の時間、両方をドブに捨てることになるわけです。

役に立つ情報を提供するのは当然、その先を目指そう

ブログを書いたり本を書いたりすることで、自分の経験や知識を共有する人、ぼくはとても好きです。ごく一部の人以外は、そんなことしても一銭の得もない。お金が入ってくるわけでもなければ、誰かが褒めてくれる可能性も少ない。なのに、何かしら誰かの役に立ちたいと思って、いろいろ書いている。それ自体はすげーいいことだよね。

でも、そうやってよかれと思って書いていたとしても、それだけでは全然足りない。絶望的に足りない。読んでくれた方の心に何らかの爪痕を残し、行動なり思考なりに少しでも変化を及ぼさない限り、ぼくらが一生懸命書いた文章に意味は生まれないのです。

だからこそ、だからこそ人の心に訴えかけるような文章を書けるように、ぼくたちは精進しなければならないのではないでしょうか?そうしてこそ、自分の貴重な時間を割いたり、わけわからない人たちに袋叩きにされるリスクを背負った甲斐があるのではないでしょうか?

人の心を動かすには、シンプルに本質を叩き込むこと

実際に会ってアドバイスできるのであれば、そこでその人のコミュニケーションのくせとか過去の経験から、その人に最適な伝え方を構築することは難しくないです。

でも、文章だけでそれをするのは難しい。「相手の行動や思考に変化を起こさないと意味がない」と思って一生懸命努力しても、「ふーん」で終わってしまう可能性も大いにある。

それでも、その中でも「自分が伝えたいこと」にフォーカスして、それを多くの観点から、多くの表現を用い、ときに過激にときに寄り添うように、伝えたいメッセージを叩き込み続ければ、もしかしたら何人かの人の思考や行動に影響を与えることができるのではないでしょうか。

果たしてぼくの文章がそのような効果を持っているのかどうかは、今はまだわかりません。が、それを実現できるように常に努力していきますし、努力するだけでなく実際に影響を与えられる人を増やしていけたらいいなと思っています。

outward-matrix.hatenablog.com