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NASAの宇宙飛行士 最多1万8000人超が応募
2月20日 14時45分

NASA=アメリカ航空宇宙局は、新たな宇宙飛行士の募集を行ったところ、過去最高の1万8000人を超える応募があったと発表し、2030年代に火星の有人探査を目指すアメリカで次世代の宇宙飛行士に高い関心が集まっています。
NASAは去年12月から新たな宇宙飛行士の募集を行い、今月18日に受付を閉め切ったところ、およそ1万8300人が応募してきたと発表しました。これは、これまでで最も多い応募があった1978年の2倍以上で、前回、2012年の3倍近いということです。
応募してきた人たちは、パイロットや医師、科学者などさまざまだということで、NASAは今後1年半をかけて、書類選考や面接などの選抜試験を行い、最終的には8人から14人の宇宙飛行士の候補者を選ぶことにしています。
選ばれた候補者たちはその後、およそ2年間の訓練を受け、現在、アメリカの2つの民間企業が開発している有人宇宙船か、NASAが2030年代に火星に人類を送り込むために開発を進めている有人宇宙船「オリオン」で宇宙に向かうことになるということです。
アメリカでは新しい宇宙船の開発が進むなか、宇宙飛行士の活躍の場がこれまで以上に増えると見込まれていて、火星探査も夢ではなくなってきた次世代の宇宙飛行士に高い関心が集まっています。

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