あなたはストレングスファインダーをご存知でしょうか?
ストレングスファインダーとは、その名の通り自分の強みを見つけるためのツールで、以下の書籍を購入することでその診断を受けることが可能になります。
180近くの簡単な質問に答えることで、人間が普遍的に持つと考えられる34の資質から自分の強みとなり得る5つの強みを教えてくれます。
わたしはこのストレングスファインダーを2014年11月に受け、2016年2月14日の今日、再度診断を受け直してみました。
今回はこれらの診断結果とそこから得られた気付きについてお話ししたいと思います。最初に言っておきますが、長いよ。
なおストレングスファインダーについてより詳しく知りたい方は我らがjMatsuzakiさんが書かれた素晴らしい要約記事を読んでみてください。
初めてのストレングスファインダー!
2014年11月に受けた初めてのストレングスファインダーでわかったわたしの強みは以下の5つでした。
1.適応性
2.共感性
3.内省
4.回復志向
5.調和性
※ 強みとしての素質が強い順に並んでいます。
自分の中に存在した謎の違和感
しかし正直なところ、この結果にはわたし自身あまり納得できていませんでした。
適応性(今この瞬間を最も重要視し、その時々の状況に容易に対応する)と内省(考えるのが好きでひとりの時間を楽しむ)については確かにその通りと思ったのですが、それ以外の3つの資質はなんとなくありそうな気はするもののしっくりきていなかったんです。
そもそもストレングスファインダーの質問に答えている段階から、説明しがたいもやもやを感じていました。
何か違うぞ、と。
わたしの身に起きた変化
初めてのストレングスファインダーを受けてからほどなくして、わたしはとある出来ごとをきっかけに自分の生き方に疑問を抱き、1年近くにわたりその答えを探しながら迷走しました。
※ その迷走した過程は「ぱっかーん奮闘記」として記事にしています。
迷走した末に自分なりの答えを見出したわたしは、今とても充実した楽しい日々を送っています。
そんな中、ライフエンジン仲間のjMatsuzakiさんとF太さんが先日のネットラジオでストレングスファインダーをテーマに取り上げたことで、わたしの周囲でストレングスファインダーの話題を見かけることが増えました。
「2014年に受けたストレングスファインダーの結果は、わたしの本当の強みだろうか?」
そんな疑問を抱き始め、そもそも診断を受けたときからその結果に納得していなかったわたしは再度ストレングスファインダーの診断を受けてみることにしたのです。
2度目のストレングスファインダー!
そうして受けた2度目のストレングスファインダーでわかったわたしの強みは以下の5つでした。
1.内省
2.ポジティブ
3.収集心
4.適応性
5.活発性
わたしのことをご存知の方は薄々おわかりかと思いますが、この結果には大いに納得しております(笑)
変わらぬ強みと変わった強み
最初に受けた診断で一番納得していた強みである内省は変わらずわたしの中にあり、しかも今回はトップに躍り出ています。
また、内省の次に納得していた適応性も順位は変われどやはりわたしの中の上位資質でした。
そして前回上位資質に入っていた共感性、回復志向、調和性は姿を消し、新たな強みとしてポジティブ、収集心、活発性が加わっています。
新たに加わった強みの解説を本で確認すると…
ポジティブ
あなたは人をよく褒め、すぐに微笑みかけ、どんな状況においても常にポジティブな面を探します。(中略)
あなたは、生きていることはすばらしいという信念、仕事は愉しいものにできるという信念、どのような障害があろうと人は決してユーモアの精神を失ってはならないという信念から、どうしても逃れられないのです。
収集心
あなたは知りたがりやです。(中略)
そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。(中略)
保管する時点では、いつ、またはなぜあなたがそれらを必要とするかを正確に言うのはむずかしい場合が多いでしょう。でも、それがいつか役に立つようになるかどうか、だれが知っているでしょう。(中略)
そしておそらくある日、その中に役に立つものが出てくることでしょう。
活発性
「いつ始めようか?」。これはあなたの人生で繰り返される質問です。あなたは動きだしたくてうずうずしています。(中略)
決断が下されると、あなたは行動を起こさずにはいられません。(中略)
あなたは決断し、行動し、結果を見て、そして学びます。この学習方法によって、あなたは次の行動、そしてさらに次の行動へと導かれるのです。
はい、全部今のわたしそのものです。説明が納得できすぎて笑わずにはいられませんでしたw
あのとき感じた違和感の正体
そして2度目のストレングスファインダーを受けてみて、最初に診断を受けたときの違和感の正体がわかりました。
わたし、ストレングスファインダーの質問に正直に答えてませんでした。
こういうテストって、どう答えたらどういう資質が強みとして挙がってくるかある程度予想がつきますよね。
このテストにどう答えたかを誰がチェックしているわけでもないのに、わたしは「他人からこう思われたい」という選択肢を無意識のうちに選んでしまっていたように思うのです。
共感性や調和性が出てきたのは、そのせいかなと。
今回はそんな違和感もなく、正直に答えられたと自負しています。それ故診断結果にも大いに納得できるものとなったのでしょう。
資質をグループ分けして見えたモノ
ストレングスファインダーで挙げられている34の資質は、大きく以下の4つにグループ分けすることができます。
人間関係構築力の資質
「人とつながりたい」「関係性を築きたい」資質。
適応性、運命思考、成長促進、共感性、調和性、包含、個別化、ポジティブ、親密性が該当。
影響力の資質
「人に影響を与えたい」「動かしたい」資質。
活発性、指令性、コミュニケーション、競争性、最上志向、自己確信、自我、社交性が該当。
実行力の資質
「何かを実行したい」「完遂したい」資質。
達成欲、アレンジ、信念、公平性、慎重さ、規律性、目標志向、責任感、回復志向が該当。
戦略的思考力の資質
「考えたい」「頭脳活動をしたい」資質。
分析思考、原点思考、未来志向、着想、収集心、内省、学習欲、戦略性が該当。
これらの分類は以下のサイトを参考にしています。
ストレングスファインダー®資質の4つのグループ | 株式会社ハート・ラボ・ジャパン
この分類を元にわたしの2回のストレングスファインダーの結果を見直すと以下のようになります。
1回目の結果
1.適応性<人間関係構築力>
2.共感性<人間関係構築力>
3.内省<戦略的思考力>
4.回復志向<実行力>
5.調和性<人間関係構築力>
2回目の結果
1.内省<戦略的思考力>
2.ポジティブ<人間関係構築力>
3.収集心<戦略的思考力>
4.適応性<人間関係構築力>
5.活発性<影響力>
この変化を見て、わたしは先日の「前者後者談義」のことを思い出しました。
2014年の時点では人に嫌われたくない、かつなんでも自分の力でできるようになろうと頑張っていたのでしょうが、それはまさしく後者なのに前者になろうともがいていたわたしだったと思うのです。
今日受けたストレングスファインダーの結果からも、わたしは疑いようのない後者であると再認識しましたw
まとめ
ストレングスファインダーの結果を元にあーでもないこーでもないと考えを巡らせているあたり、やはり「内省」という強みはわたしにとって切っても切れないものだなあと感じています。
今日のこの長い記事を総括すると、
「わたしは完全なる後者であり、ひとりでは物事を完遂することができないようなのでみなさまどうかわたしを助けてください」
です(笑)
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