サッカー:「史上最弱」 U23韓国代表が汚名返上

 Aマッチの経験はなかったが、五輪代表たちはKリーグで積んだ経験を糧に成長した。主にプロ2-4年目の代表たちが所属チームでレギュラーの座をつかむのは容易でないが、韓国プロサッカー連盟の有望選手育成方針により実戦経験を積むことができた。Kリーグは昨年から出場選手リストに23歳以下の選手を2人登録させ、そのうち1人は必ず先発出場させるよう規定している。

 27日(韓国時間)、主催国であり、強豪チームと言われているカタールとの準決勝は、五輪韓国代表がもはや「サンドイッチ世代」でないことを証明した試合だった。韓国は得点なしで前半を終えたが、後半3分に柳承佑(ユ・スンウ)=レバークーゼン=が初ゴールを決めた。カタールのGKがボールを処理しようと油断して駆け寄ったすきに右足でシュートしたものだ。総反撃に出たカタールの後半34分に同点ゴールを奪われ、勝負は振り出しに戻ったが、韓国代表の精神力は衰えなかった。終了のホイッスルが鳴るまで集中力を失わず、後半44分にクォン・チャンフンが低く速いクロスに左足を合わせて逆転ゴールを決め、アディショナルタイムにはムン・チャンジンがとどめの左足シュートを成功させた。

ソク・ナムジュン記者
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