朴大統領の5カ国協議開催言及 米政府が支持表明

【ワシントン聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議について先ごろ韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が北朝鮮を除く5カ国協議開催の必要性に言及したことに対し、米国政府が支持を表明した。

 米国務省のトナー副報道官は27日の記者会見で、5カ国協議に関し質問されると、「5カ国協議は、北朝鮮の行動に対し北朝鮮を説得したり態度を変えさせたりする必要性があると同意するわれわれには機会だ」と答えた。さらに、米国は常に関係国と2国間や多国間で北朝鮮の態度を変えさせる問題について話し合っているとしながら、「こうした対話を支持する」と述べた。

 在韓米国大使館の報道官は23日に聯合ニュースに対し、「米国は5カ国協議に対する朴大統領の要請を支持する」と表明していた。米国は関係国との協調を信頼しており、真剣な交渉を通じ朝鮮半島の非核化を目指し努力するなかで有用な動きになるだろうと説明した。

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