現代・起亜自動車 昨年の世界シェア8.7%=小幅下落

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車の昨年の世界シェアは8.7%で前年比0.1ポイント落ちた。業界関係者が28日明らかにした。

 現代と起亜は昨年、世界市場で前年より4万6000台増となる775万8000台を販売した。調査会社のLMCオートモーティブが集計した世界の自動車販売台数(8910万1000台)を基にすれば、8.7%のシェアを占めたことになる。

 両社の世界シェアは2010年の8.0%から11年は8.6%へと増加。12年から14年までは3年連続8.8%を記録していた。

 昨年は中国で現地メーカーの低価格攻勢などにより苦戦し、上半期には8.5%まで下がった。しかし、新モデルを相次いで発表し、下半期には例年の水準を上回る8.9%にまで回復。年間シェアの下落幅を狭めた。

 両社は今年、シェアの記録更新を目指している。現代が高級車ブランド「ジェネシス」の大型セダン「EQ900」(海外名「G90」)、エコカー専用車「アイオニック」(IONIQ)を発売したのに加え、5月には起亜のメキシコ工場が生産を始めるためだ。シェアを昨年下半期のレベル以上に引き上げる計画だという。

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