済州空港 45時間ぶりに運航再開=各社は臨時便投入

【ソウル聯合ニュース】積雪で滑走路が閉鎖されていた韓国南部・済州島にある済州国際空港で、25日午後2時48分発の金浦行きイースター航空便を皮切りに運航が再開された。

 済州空港では大雪などのため、23日午後5時45分から航空便の運航が中止されていたが、韓国国土交通部が気象台と協議の上、この日午後からの運航再開を決めた。運航が再開されるのは45時間ぶり。

 済州島に足止めされている乗客は8万6960人と推定される。

 済州空港は1時間当たり34機が離着陸でき、通常の午前6時から午後11時まで運航すれば、1日に4万人まで輸送できる。

 国土交通部は非常事態であることを踏まえ、深夜運航も活用しできるだけ多くの乗客を輸送する方針。大韓航空は60便の臨時便を編成し、徹夜で乗客を運ぶ予定。アシアナ航空も43便の臨時便を運航する。

 各空港周辺の空港鉄道や地下鉄、リムジンバスなど公共交通機関も時間を延長して運行される。

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