慰安婦:映画『鬼郷』、米で巡回試写会

 第二次世界大戦時に従軍慰安婦として連行された韓国人女性を描いた映画『鬼郷』が23日(現地時間)から始まる米国での巡回試写会で上映される。『鬼郷』の監督を務めたチョ・ジョンレ監督は2002年に韓国の慰安婦被害者・姜日出(カン・イルチュル)さん(88)が描いた絵「焼かれる少女たち」を見て映画にすることを決意した。この絵は日本軍が慰安婦女性を生きたまま焼くのを目撃した姜日出さんが描いたものだ。

 仮想の慰安婦少女を主人公にしたこの映画は、7万人の市民がクラウドファンディングを通じて制作費が集められた。試写会はコネチカット大学とブラウン大学(28日)、ノーザン・バージニア・カレッジ(29日)などで開かれる。

キム・ミンジョン記者
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