大韓スキー協会会長を務めるロッテ・グループの辛東彬(シン・ドンビン)会長(日本名・重光昭夫)が、2018年の平昌冬季五輪を前に行われる「テストイベント」の経費50億ウォン(約4億9500円)を支援することになった。テストイベントとは、平昌五輪の競技会場の事前点検を目的に行われる国際大会のことで、来月6-7日のアルペンスキー・ワールドカップ(W杯)を皮切りに、種目別に行われる。
辛会長は「韓国選手が全ての種目に出場し、冬季五輪では初めてスキー種目でメダルを獲得するという奇跡を起こせるよう、惜しみなく支援を行う」と発表した。大学時代にスキー選手として活動した辛会長は、2014年にスキー協会会長に就任、20年まで同協会に100億ウォン(約9億8900万円)の支援をしていくことを約束している。