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津波後に自宅跡で見つけたらん 初めて花咲かせる1月26日 16時02分
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東日本大震災で被災し、今も仮設住宅で暮らす岩手県陸前高田市の女性が、津波で流された自宅の跡地で見つけたらんが、震災の発生から5年を前に初めて花を咲かせ、仮設住宅の人たちを楽しませています。
今も仮設住宅で暮らす岩手県陸前高田市の村上時子さん(68)は、震災発生の3週間後、津波で流された自宅の跡を訪れた際、らんの鉢植えを見つけました。
らんは津波で流されてきたとみられ、土から葉っぱだけが出ている状態で、村上さんは震災で失ったペットの猫の代わりとして育て始めました。
毎日欠かさず手入れを続けたところ、去年10月になってようやく芽が出始めたということです。
そして、先週初めて花を咲かせ、現在は淡いピンク色の花が14輪にまで増えました。
仮設住宅の住民たちも花が咲くのを心待ちにしていたということで、震災の発生から5年近くたって咲いた花を楽しんでいます。
村上さんは、「らんに勇気づけられて過ごしてきたので、花が咲いてうれしいです。宝物として大切に育てていきます」と話していました。
らんは津波で流されてきたとみられ、土から葉っぱだけが出ている状態で、村上さんは震災で失ったペットの猫の代わりとして育て始めました。
毎日欠かさず手入れを続けたところ、去年10月になってようやく芽が出始めたということです。
そして、先週初めて花を咲かせ、現在は淡いピンク色の花が14輪にまで増えました。
仮設住宅の住民たちも花が咲くのを心待ちにしていたということで、震災の発生から5年近くたって咲いた花を楽しんでいます。
村上さんは、「らんに勇気づけられて過ごしてきたので、花が咲いてうれしいです。宝物として大切に育てていきます」と話していました。