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サンマのすり身使った給食で食中毒1月23日 20時34分
21日、福島県下郷町の小中学校、2校でサンマのすり身を使った給食を食べた児童と生徒ら合わせて87人が唇のかゆみなどの症状を訴えました。食材を販売した業者は去年8月になっていた消費期限のラベルをはがして販売していたということで、県は集団食中毒としてこの業者を2日間の営業停止処分にするとともに詳しいいきさつを調べています。
福島県によりますと、21日、下郷町の小学校と中学校の2校でサンマのすり身を使った給食を食べた児童と生徒、それに教員の合わせて87人が唇のかゆみや発疹などの症状を訴えました。
このうち3人が病院で手当てを受けましたが、全員回復に向かっているということです。
県が調べたところ給食からは食中毒の原因となるヒスタミンが検出されました。
さらに、このすり身は福島県会津若松市の業者、「若松魚類」が去年8月になっていた消費期限のラベルをはがして冷凍していたもので、別の業者を通じて納品されたということです。
県は集団食中毒として23日からこの業者を2日間の営業停止処分にするとともに詳しいいきさつを調べています。
若松魚類の上野憲一社長は「担当者が『冷凍すれば消費期限は延びる』という誤った認識を持っていた。おわびするとともに再発防止に力を尽くします」と話しています。
このうち3人が病院で手当てを受けましたが、全員回復に向かっているということです。
県が調べたところ給食からは食中毒の原因となるヒスタミンが検出されました。
さらに、このすり身は福島県会津若松市の業者、「若松魚類」が去年8月になっていた消費期限のラベルをはがして冷凍していたもので、別の業者を通じて納品されたということです。
県は集団食中毒として23日からこの業者を2日間の営業停止処分にするとともに詳しいいきさつを調べています。
若松魚類の上野憲一社長は「担当者が『冷凍すれば消費期限は延びる』という誤った認識を持っていた。おわびするとともに再発防止に力を尽くします」と話しています。