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2度救出のクジラ 死んで見つかる 徳島・阿南1月23日 20時15分
今月20日、徳島県阿南市の海岸に打ち上げられ、地元の人たちに2度にわたって助け出されたクジラが、23日、岩場の近くで死んでいるのが確認されました。
今月20日、徳島県阿南市の海岸の波打ち際に体長およそ10メートルのマッコウクジラとみられるクジラが打ち上げられて動けなくなりました。地元の人たちが漁船で引っ張っていったん沖に帰しましたが、翌日、沖合にあるワカメの養殖棚のロープにからまっているのが見つかり、再び助け出して沖に放していました。
しかし、クジラの動きを監視していた阿南市の職員が23日朝、漁港からおよそ400メートル離れた岩場の近くで、クジラが浮いているのを見つけ、漁船を出して調べた結果、死んでいるのが確認されたということです。クジラはいったん漁港に移され、これまでの救出作業を手伝った地元の人たちが見守っていました。
地元の漁師の男性は「子どもたちにクジラの生きている姿を見せたかったが、死んでしまって残念です」と話していました。
阿南市や地元の漁協は24日に会議を開いて、今後の対応を検討することにしています。
しかし、クジラの動きを監視していた阿南市の職員が23日朝、漁港からおよそ400メートル離れた岩場の近くで、クジラが浮いているのを見つけ、漁船を出して調べた結果、死んでいるのが確認されたということです。クジラはいったん漁港に移され、これまでの救出作業を手伝った地元の人たちが見守っていました。
地元の漁師の男性は「子どもたちにクジラの生きている姿を見せたかったが、死んでしまって残念です」と話していました。
阿南市や地元の漁協は24日に会議を開いて、今後の対応を検討することにしています。