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タカタ、自動車メーカーに財務支援要請へ

読売新聞 1月23日(土)9時26分配信

 欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題に揺れる自動車部品大手タカタは、自動車メーカー各社に対し、財務上の支援を要請する方針を固めた。

 各社がリコールに要した費用をタカタに請求すると、国内分だけでも数千億円規模の負担になる可能性があり、打撃が大きい。タカタは各社の同意を取り付けたい考えだが、難色を示す声もあり、交渉は難航しそうだ。

 タカタがドイツの研究機関に委託している調査の結果は2月上旬にもまとまる。エアバッグの異常破裂は高温多湿地域でエアバッグを膨らませるのに使うインフレーター(ガス発生装置)の火薬が水分を含むなどして、爆発の威力が強まったと結論づける方向だ。

最終更新:1月23日(土)13時3分

読売新聞

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