皆様、突然ですが、ドラマ『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』は見てらっしゃいましたか? 今日から映画も公開されていますネ^-^ かくいう私はドラマ、見ていました^^ あ、大河ドラマ『真田丸』も見ています^^
ドラマ『信長協奏曲』には「(一応)明智光秀」は登場していましたが、大河ドラマ『真田丸』には出るのかな? ※上記「(一応)」としたのは、“明智光秀と名乗る本当は織田信長”という設定のため。
ドラマからの…
明智光秀…を思い浮かべながら…
あ、「光秀饅頭」!
「時は今…」ダ!
…ということで(⁉︎)昨年紹介しそびれてしまった(T.T)、京都市東山区にある和菓子屋「餅寅」さん謹製、明智光秀にちなんだ「光秀饅頭」を紹介します。
※注※以下は昨年9月に撮影した写真です。商品も9月購入時点のものです。
▼まずは「白川」沿いの風景から…。
「餅寅」さん(京都市東山区三条通白川橋下ル)は京風情が味わえる「白川」という川沿いの道、白川筋に位置しています。最寄りの交通機関は地下鉄「東山」駅下車。市バスの場合「東山三条」下車が便利です。当日、白川では鴨ファミリーかも?(←お決まり)にも出会いました^^
京風情が感じられる白川。沿道の柳が風にそよぐ。
並んで泳ぐ後ろ姿がかわいいナ。
目を引くノーブル・ブルー、鴨サン、美しい羽根だね^-^
▼「餅寅」さんのほど近くに「明智祠」があります。
「餅寅」さんからスグのところに「明智祠」といわれる小さな祠があり、祠の中には明智光秀の遺骨と木像が祀られているそうです。そして祠がある敷地の一角に明智光秀の首塚があります(※祠と首塚の写真は撮っていません)。
「餅寅」さんの北東角に立つ「東梅宮 並 明智光秀墳(ひがしうめのみや ならびに あけちみつひでのふん)」の道標。「墳」=墓所ということですね。
「明智光秀の塚」を示す案内板に沿って細い道を東に行くと、ほどなくして小さな祠「明智祠」が見えてきます。
「明智祠」の敷地内に設置されていた駒札を見ると、明智光秀の塚とは光秀の首が埋葬された「首塚」です。以下、京都市の駒札より(漢数字は英数字にしています。[ ]内は当方による補足)。
天正10年(1582年)、本能寺にいた主君の織田信長を急襲した明智光秀は、すぐ後の山崎(天王山)の戦いで羽柴秀吉(豊臣秀吉)に敗れ、近江の坂本城へ逃れる途中、小栗栖[※1]の竹藪で農民に襲われて自刃、最後を遂げたと言われる。家来が、光秀の首を落とし、知恩院[※2]の近くまできたが、夜が明けたため、この地に首を埋めたと伝えられている。
[※1]読みは「おぐりす」。現・京都市伏見区小栗栖小坂町に「明智藪(あけちやぶ)」の石碑があります。[※2]白川沿いを南下すると「知恩院」があります。
▼さて、「餅寅」さんへ。
「餅寅」さんは代々「明智祠」を守ってこられたそうです。明智祠、そして首塚はあたかも隠されるようにして本当に…本当に…ひっそりと佇んでいます。それだけにお店の存在がないと見過ごしてしまう、いや、埋もれてしまいそうです。当日、女将さんに優しく接していただいたことを覚えています。
ショーケースの「光秀饅頭」を撮影させていただきました。つぶあん入りの「黒糖」、京風白みそあん入りの「抹茶」の2種類あります。いずれも1個150円(昨年9月購入時点)。
お饅頭の説明には、
教養の深いお茶人の“明智光秀”様をイメージして作りました。桔きょうの紋を押させて戴いております。
とありました。
店内には明智光秀を知る資料が置かれていました。ペーパーウェイトも「桔梗」ですね^^
▼「光秀饅頭」をお土産に。持ち帰って撮影しました。
京風白みそあん入りの「抹茶」。まぁるい小ぶりサイズが愛らしい^^
つぶあん入りの「黒糖」。いずれも桔梗の紋が施されています。
どこか懐かしい味わいのお饅頭^-^ 京風白みそあん入りの「抹茶」は白味噌独特のコクが味わえましたヨ♪ 煎茶に合うと思います。
明智光秀、イメージが悪いですが…個人的にはそうは思えなくって(._.) でも光秀については詳しくないですヨ^^; 聡明で真面目な方だったのでは?と想像しています。映画やドラマではどのように描かれるのでしょうか。
決して観光スポットではないけれど、街の一角にある小さな祠、石碑には興味深い歴史物語が潜んでいますね。
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★今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。冷たい風が身にしみる今日この頃…。あったかい格好でお出かけくださいね^-^/