みなさんお久しぶりでございます
もう懸命な読者諸氏はこのブログをとうに見捨て、新たなコンテンツを見つけ、ある者はひっそりとその島を楽しみ、またある者は大仰に拡散し、場合によっては炎上に加担したり、事情によっては雲隠れする羽目になったり、とにかく誰もが思うがままに生きて生きて生きてまあやがては死ぬわけなんだが、つまりみなさん元気で過ごしていることだろうと思う、don't you? こんにちは、mahです。
最後の更新が10月のゼルダ三銃士だったが、それからこの間もちろんまったくゲームをやっていなかったわけではない。モンハンXも発売されて下手くそながら100時間くらいはプレイしているし、スプラトゥーンは相変わらず依存症の犬のように(なんじゃそりゃ)やめることができない。一昨日にはゼルダ無双も発売された。来週にはマリオテニスウルトラスマッシュも発売される。なぜかときどき無性にスマブラがやりたくなる。マリオカートもマリオメーカーも本当はやりたい。ドラクエ10も放置しまくっててせっかくチームに入れてもらったのに申し訳なさで鼻血の海にぷかぷか浮かんでいるところである。大変忙しいことこのうえない。全盛期のモーニング娘。もかくやというスケジュールの中ゲームをしていたら、ブログを書いていなかった。書かずにいると書けなくなる。何事もそうだ。継続は力なりというもっともらしい金言をわれわれはそれらしくしたりがおで語るけれども、でもそれがいかにしれっと吐かれた世迷言としての言葉であったとしても、真実だ。継続できるひとは強い。そういう意味では、わたしはスプラトゥーンが強いはずだがとんと強くならない。あれどういうこと?
愛らしいハコボーイちゃんで遊び倒そう
ゲームはともかく仕事が終わってて終わってていやもう本当に終わってて絶望の縁に毎日立たされながらなんとか過ごしているわけだけれども、そんな中で一抹の癒し、一服の清涼剤、心の平穏としてわたしを包み込み、ステージクリアのために少しの集中とひらめきを要し、クリアのたびにそれなりの達成感を与えてくれる、そんなソフト、それが「ハコボーイ!もうひとハコ」である。
ハコボーイ
「ハコボーイ!」は2015年1月15日に配信されたニンテンドー3DS用ダウンロードソフト。ジャンルはパズルアクションである。
体からハコを作り出す能力をもったキュービィが、パズルをときながらステージを進めていく。
「ハコボーイ!もうひとハコ」は2つ目のタイトルとなっており、前作を知っている方がストーリーは楽しめるが、知らなくてもパズルゲームとして十分に楽しめる。
ハコを作り出して進め!
キュービィ(ハコボーイ)は無力である。穴に落ちれば死ぬし、トゲトゲに刺されば死ぬし、ビームに撃たれれば死ぬ。
しかしキュービィは(すなわちわたしたちは)ハコを作り出すことができる。
こんなのんきな顔をしているキュービィも、ふんばれば
左、上、右の三方向にハコを作り出すことができる。
前作では1ハコしか作れなかったハコボーイも、今作では2ハコ作れるようになっている。パワーアップ!
このハコを使えば、自分だけでは開けることができない扉を開けて進むことができる。
さらにキュービィには(すなわちわたしたちには)知恵がある。
天井から床に刺さるビームだって、
ハコで防いで進んでいくことができる。
とても自分の力じゃとどかない高さの壁にも、
フック型のハコを作って引っ掛けて進んでいく術を持ち合わせている。
作り出すハコの形、大きさによってパズルの解き方も変わってくる。
キュービィ!! なんてことなの!!
作り出せるハコの大きさ、手数が決まっている
さて、そんなハコボーイ!だが、中盤に進むにつれ、だんだんと手詰まりになり熟考を要する場合も出てくる。なぜかというと、ステージごとに「出せるハコの大きさ」と「かけられる手数」が決まっているからだ。
「4マスのハコが出せればクリアできるのに」「あと2マス手数があればとどくのに」等々悔しい思いをすることだろう。しかしこれこそパズルゲームの楽しさ。さきほど「作り出すハコの形、大きさによってパズルの解き方も変わってくる」と記述したが、この「手数」を考慮に入れると、実は正解のパターンは無限にあるわけではない。
とはいえ、「手数」は実は超えてしまってもステージをクリアすることができる。どうしても難しければ何度も試行錯誤を繰り返し、さまざまなパターンを繰り返し、遠回りをすればクリアできるコースだってあるかもしれない。
だがあなたは「手数」を超えてクリアしたくないと必ず思うことだろう。なぜなら、示された手数以内に「王冠」を取らないと、「王冠」が消えてしまうからだ。
各ステージには1個または2個の王冠が用意されている。当然王冠を取るのにもハコをうまく使ってパズルを解く必要がある。したがって無視できない。そこにパズルがあるのに解かないという選択肢があるだろうか? そこにコレクション要素があるのに収集せずに進むなどという選択肢があるだろうか?
そういうわけで皆の衆、手数が間に合わずリトライする場面も出てくるが、それがこのゲームの醍醐味ということで甘受していただきたい。
ショップで遊ぶ
ステージをクリアしていくとメダルを獲得することができる。このメダルを使ってショップでは「漫画」「サウンド」「コスチューム」を買うことができる。
漫画
ハコボーイのパズルやアクションにちなんだ4コマ漫画を読むことができる。かわいい。
サウンド
ハコボーイのステージ音楽などを聴くことができる。癒し。
コスチューム
コスチュームを!買うことが!!できるぅ!!!
コスチュームは単純に見た目が変わるだけのものと、能力が変わるものとがある。たとえばスピードが速くなったり、ジャンプ力が上がったりする。このことによって、避けるのが難しい障害物を容易に乗り越えたり、ハコの組み合わせ方がわからなくて越えられなかった段差をクリアしたりすることもできるので、有用。(しかしプレイしていればおそらくノーマルの能力でクリアしたくなることでしょう)
チャレンジワールド
普通のステージとは別に、特定のコスチュームを着てクリアを目指す「チャレンジワールド」がある。
普通のキュービィを使うのとは違った楽しみがあるので、こちらもぜひプレイしてもらいたいものだ。
そういうわけで、ハコボーイは楽しい
さまざまな制約の中で試行錯誤する緊張感、思った以上のアクション要素の強さゆえ「そこそんなゴリ押し?」という解決方法、うんうんうなって最終的にはピカっとひらめいたときの「俺すげえ」感、緊張からの弛緩、達成感。
仕事で行き詰まったとき、プライベートで息詰まったとき、あなたを一瞬だけ非現実の世界に導き、開放感を与えてくれることうけあいだ。なにより「1ステージだけ」、「この画面だけ」といった遊び方もできるので時間がない社会人のみなさま、休憩中に少し頭を冷やしたい方々、大変オススメである。
ぜひキュービィと遊ぼう、Let's.
わたくしからは以上です。
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