【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は22日、外交部、国防部、統一部から業務報告を受けた席で「(北朝鮮核問題をめぐる)6カ国協議だけでなく、北を除いた5カ国協議を試みるなど多角的で創意的なアプローチを模索すべきだ」と述べた。
また、「北の核問題の根本的な解決策は最終的に統一であることを踏まえ、統一に向けた努力を粘り強く続けるべきだ」と強調した。
さらに朴大統領は、中国がこれまで朝鮮半島における核開発は容認できないという強い意思を何度も示してきたことに言及。「今回こそ北朝鮮に対し核開発が無意味であることを悟らせ、イランのように国際社会に出てくるよう効果的な措置を講じることを期待する」と述べた。
併せて、3月に実施予定の韓米合同定例軍事演習「キー・リゾルブ」に万全を期し、北朝鮮のサイバー攻撃など非対称的な挑発の可能性にも徹底して警戒するよう指示した。