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信号機に衝突、乗客24人けが 東京・大田

中央分離帯に突っ込んだ観光バス=東京都大田区で2016年1月20日午後8時20分、小出洋平撮影

 20日午後7時ごろ、東京都大田区蒲田本町1の環状8号線で、観光バス(乗客乗員計30人)が中央分離帯にある信号機の柱に衝突した。警視庁蒲田署によると、乗客の20〜70代の男女24人がけがをしたが、いずれも軽傷とみられる。同署はバスの運転手、菅原正容疑者(58)=東京都足立区=を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕した。

 菅原容疑者は「ぼーっとしていた。赤信号で停車していたが、青に変わったので発車したら衝突した」と供述しているという。

 同署などによると、バスには乗客28人のほか、運転手と添乗員1人ずつが乗っていた。バスを運行したのは埼玉県久喜市の「夢湖観光バス」。20日朝にJR蒲田駅を出発し、河口湖(山梨県)などを巡るツアーをした後、蒲田駅へ戻る途中だった。菅原容疑者は大型バスの運転歴が10年弱あったという。

 現場は片側2車線のほぼ直線の道路。乗っていた60代の女性は「ドスンと音がした後、乗客から悲鳴が上がった。膝や頭を打った人が多いようで、口から血を流している人もいた」と話した。【深津誠、一條優太】

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