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王将社長射殺事件と接点か-ゴルフ場会社の株式虚偽登記容疑で役員捜査、トラブル情報も収集 福岡地検

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王将社長射殺事件と接点か-ゴルフ場会社の株式虚偽登記容疑で役員捜査、トラブル情報も収集 福岡地検

 福岡市中央区のゴルフ場経営会社の株式を増資したように装う変更登記をしたとして、福岡地検は20日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いでこの会社の役員を務める70代男性の関係先を家宅捜索した。

 この会社が入るビルは一時、平成25年12月に京都市山科区で射殺された「王将フードサービス」前社長大東隆行さん=当時(72)=が社長を務めた王将関連会社が所有していた。捜査当局は王将側と男性との間に接点があるとみて、王将や大東さんをめぐるトラブルの情報収集の一環で男性にも話を聴いている。

 告発容疑は27年4月、ゴルフ場経営会社の株式を1株30円で2万株発行し、この会社の別の役員に割り当てると決定した虚偽の株主総会議事録、取締役会議事録を法務局に提出し、登記変更の手続きを申請した疑い。関係者によると男性は告発容疑を否定している。

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