どうも。俺だ。景虎だ。
キミは知らなかったかもしれないが、つい先日俺は「はてなブログ」のトップでこんな記事を見つけてしまったのだ。
この記事を最後まで読み終わった俺は猛烈にニンジャになりたくて、なりたくて仕方がなくなってしまったのだ。
なぜなりたくなってしまったのかをキミに説明するのはとてつもなく難しいことなので、省略するけれども、ともかく俺は、ネオサイタマの闇をハッケヨイするコワイニンジャになりたくて仕方がなくなってしまったのだ……。
だがしかし、
残念な事に、俺はクソみたいなモータルだし、なおかつ吐き気がするほど貧乏で、前述したブログ記事にあるような素敵なニンジャ装束を購入することが出来なかったのだった。悲しい。貧乏は悲しい。
ニンジャニすらなれないのか……。
そう諦めきっていた俺だが、そんな俺の脳裏に一つの思いつかなくても良いはずの冴えた考えが浮かび上がったのだった!
そう「もしかしたら家にあるものと、『フォトショ=ニンポ』を使えばニンジャになれるんじゃね?」という考えである。
そんな考えをしなければ、こんな猛烈奇天烈な顛末へと落ちていく事はなかったのだと思うのだが、一先ず、ニンジャっぽくなれたので、このブログでそのロード・オブ・ニンジャへの記録を紹介していこうと思う。
では、俺がニンジャになるまでの道程を見て欲しい。見るに堪えないけれど。
まずは、道具を用意する
何事もまずは、家にあるものをかき集めるところから始めなくてはならないだろう。
俺は小一時間ほどかけて、ニンジャっぽくなれそうなアイテムを部屋から探し続けた。結果揃ったのはこのアイテムたちだった。
大事な素体「モータルの俺」
大変不服そうな顔をしているが、ひとまずはニンジャになりたそうなモータルをみつけないことにはニンジャは始まらない。という訳で、俺はまず服を脱いだ。
これにカスタムパーツを組み合わせることによってきっとニンジャになるはずだ!
どこにでもある「家庭用マント」
次に見つけたアイテムは、中二病の家庭になら普遍的にありそうな家庭用の変装マントだ。これを羽織ると良い感じにニンジャアトモスフィアが重点されるような気がする。いや、ただ単に俺が中二病なだけかもしれないが、一先ずこれも使ってみよう。
和の文化を忘れない「チャンチャンコ」
俺は和のアトモスフィアを絶妙にブレンドすることをすっかり忘れるところだったが、ギリギリで思い出すことが出来た。これが無くてはジャパンのソウルがすっぽりと抜けてしまうところだった。
そして用意したのがこのチャンチャンコである。
ちなみにこのチャンチャンコ。
我がお爺ちゃんの形見である。
お爺ちゃんの形見をこんな下らない事に使って良いのか、俺には判断が付かなかったが、別室にある遺影に深々とオジギをして、使わせて頂くことにした。本当に申し訳ない。孫は今、ニンジャになろうとしているよ……。お爺ちゃん。
ごめんね。俺は貧乏なライターニンジャだよ!
ごめんね。馬鹿なことばかりしているよ!(吐血)
その他に用意したもの
すべて一つずつ紹介していったら日が暮れてしまうので、残りのニンジャ装束を紹介しておこう。
- 青いラインの入ったジャージ(ブナン!)
- ガイフォークスマスク(カッコイイ!)
- バーゲンで買った手袋(実際安い!)
- メンポ用のシャツ(実際臭い!)
- スリケンの代りのCD-R(TAKE THIS!)
まぁ、要するにろくな物が集まらなかったという事なのだが、一先ず装着してみてから色々と考えてみよう……。
装着してみる
まずは、ジャージを着用。この段階でもまだテンションが低いモータルだが、マスクを付ければ大丈夫だろう。
マスクとメンポを装着。何だか良い感じになってきたような気がするがユニクロで買った安物のメンポであるという事と、流石にジャージアトモスフィアが醸し出されすぎていて実際ダサい。ちなみにメンポの作り方はこちらを参考にさせて頂いた。
おっ! マントとチャンチャンコと手袋を付けたらそれっぽくなってきた?
これはニンジャ? ニンジャなのか?
スリケンを持ったらニンジャっぽくならないだろうか?
あぁ……残念。これではニンジャというより、CD-R売りの胡散臭いオッサンである。モータル臭がぷんぷんとしすぎである。
残念すぎる、本当に残念すぎる。
やっぱり、家にある物でニンジャにはなれなかったのか……。
だが、しかし、まだ諦めるのは早い!
俺にはフォトショニンポという邪道のワザマエがあるのだから!!
フォトショ=ジツを使うニンジャ「シャドータイガー」完成ズ
「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。シャドータイガーです。」
と、見事なサンシタニンジャが完成したわけである。CD-Rスリケンを華麗に操り、CDドライブ接続のIRCハッキングによって、敵を混乱に陥れる見事なニンジャの完成である。というかかなり中二病である。
おお! ゴウランガ! やはりチャンチャンコを選択したのは正解だった!
ダークなインプレッションの中にもワビサビが見え隠れする素晴らしいニンジャだ!
オジイチャンソウルが詰まったチャンチャンコは、あからさまにニンジャソウルを内包しているのだ!
ネオサイタマの闇夜に現れる怪しげなサンシタニンジャのアトモスフィアがプンプンとにじみ出ているでは無いか! もはや、キミもこの俺がモータルであるということをすっかりと忘れて見入ってしまっているのではないだろうか?
フォトショ=ジツ、コワイ!!
でも正直ニンジャは疲れる
しかし、残念な事に、このニンジャ装束には欠点があった。それはマスクのせいでかなり息苦しくて2分30秒ほどしかニンジャに変身出来ないのである。メガシルバーかとツッコみたくなるような短さである。
このモータルもすっかり疲れ果てているご様子なので、今回のニンジャ変身編はこの位で終わりにしてあげよう。ちなみに、ニンジャスレイヤーに関しては永遠のニュービーヘッズなので、細かいツッコミをされても困っちゃうからよろしくな!
まぁ、なんだ? キミもこんなふざけた記事が俺のブログから飛び出すと思っておらず、相当困惑したことだろう。しかし、俺は元来根がふざけている人間なのである。こういったおふざけをすることが、本来の俺の姿ではあるし、それに心のそこからニンジャになりたくなってしまったのは本当の話だ。
キミもひょっとすると完全ニンジャマニュアルを読んで、ニンジャになりたくなったが、お金が無くてニンジャ装束を買えなかったという人なのかもしれないが、フォトショ=ジツとフォトショ=カラテの力に頼れば、なんとなくニンジャっぽく誰でもなれてしまうわけである。
キミも決して諦めずにニンジャを目指しひた走って欲しい。そして、原作を読むこともどうかお忘れ無く。
- 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,わらいなく,本兌有,杉ライカ
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- メディア: 単行本
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では、失敬。
ニンジャスレイヤー(1) ?マシン・オブ・ヴェンジェンス?<ニンジャスレイヤー> (角川コミックス・エース)
- 作者: 余湖裕輝
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(ちなみにマンガの方も面白いぞ。小説を読まない人は是非こちらで備えよう!)
- アーティスト: 大沢伸一,Boris,Melt-Banana,THE PINBALLS,8otto,6EYES,ELECTRIC EEL SHOCK
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- メディア: CD
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(ちなみに最近ではこのアニメ版のコンピレイシヨンCDを作業用音楽にして頑張っている。良い曲が揃っているので、是非キミもこれを手に入れてライター戦争に備えよう!)