スマートフォンの長時間利用により、若い人でも手元が見えにくくなるという症状「スマホ老眼」。眼科専門医の平松類氏は、「スマホ老眼」について解説した『スマホ老眼特設サイト』を開設しています。

スマホ老眼特設サイト

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そもそも老眼とは、40代前後ではじまる目の老化現象のこと。ピントを合わせるための調節力が衰え、手元の文字などが見づらくなるだけでなく、頭痛や肩こりの原因にもなります。

スマートフォンによる目の酷使から生じる「スマホ老眼」は、20、30代であっても老眼の症状を引き起こし、症状に悩む人はスマートフォンの利用率と比例して増えつつあるそうです。

『スマホ老眼特設サイト』は、こうした現状を受け、「スマホ老眼」の予防・改善を目的に開設されました。同Webサイトでは、彩の国東大宮メディカルセンターの眼科科長である平松氏が、「スマホ老眼」の原因・症状から予防法・改善法まで解説しています。

平松氏は「スマホ老眼」の予防法として、「スマホとの距離を40cmに」「途中休憩を入れる」「こまめなまばたき」の3つを紹介しています。休憩のタイミングは、1時間の使用で10〜15分が望ましいとのこと。スマートフォン利用時は、まばたきの回数が通常時の半分以下に減るため、目が乾かないよう意識的にまばたきすることも勧めています。

スマートフォンは日常に欠かせない存在となっており、老眼のリスクがあるからといって利用を控えるのは難しいでしょう。だからこそ、普段から目を気遣う意識をもつことが大切になりそうです。特にゲームプレイや動画視聴時は、集中して目が近くなったり、長時間連続で利用しがちになるので注意したいですね。

『若者も危ない』スマホ老眼、眼科専門医が解説する特設サイト登場。意識的なまばたきなど推奨

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