2016年1月20日17時04分
長野県軽井沢町でスキーツアーの大型バスが道路脇に転落し、乗客・乗員15人が死亡した事故で、事故現場から250メートル手前に設置された監視カメラに、速度を上げてカーブを走り抜けるバスの様子が撮影されていたことが、国土交通省が20日に公開した映像からわかった。
国交省の高崎河川国道事務所が国道18号の状況を監視するため設置しているカメラが、事故直前のバスの様子を捉えていた。事故現場から約250メートル手前のカメラには、バスが下り坂の左カーブを、対向車線にややはみ出して走り抜ける様子が確認できた。ブレーキランプは点灯していた。関係者によると、時速70~80キロ前後とみられるという。現場の制限速度は50キロ。
事故現場から1キロ手前の監視カメラの映像も公開され、バスは250メートル手前の時点よりも遅い速度で左車線を走行している様子が映っていた。映像は、長野県警に提出されており、県警が詳細な分析をしている。
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