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 東海地方を中心にステーキ店を展開するブロンコビリーが19日発表した2015年12月期決算(単体)は、売上高が前年比22・0%増の159億円、純利益が同31・4%増の16億円だった。15年に関東や関西などで13店を出した効果で、売上高、純利益とも過去最高を更新した。

 同社は品質重視の方針で、主力メニューのステーキやハンバーグは千円台が中心。他のチェーンよりやや高めだが、「企業の業績改善による賃上げなどが追い風になっている」(広報)という。蒸し野菜やデザートなどのサイドメニューも好調で、既存店の客単価は前年より3・5%伸びた。