小沢健二が本日1月20日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて行われたイベントに登場し、全国ツアーの開催を発表した。
このイベントは、昨日19日15:00に渋谷CLUB QUATTRO周辺をはじめさまざまな場所に掲示されたポスターにて突如開催が告知されたもの。会場には関係者に加え、ポスターに記載されていた「あす1月20日午後3時 渋谷クアトロ」という情報を見たファンが詰めかけた。また来場者には、会場からの情報発信は文字情報によるもの、または手書きのイラストやメモを写真に撮ったものに限るとアナウンスされた。
過去のライブ映像の上映とともにイベントがスタートすると、机と椅子が用意されたステージへ、顔に赤やピンクの花を付けた小沢が登場。小沢は椅子に座ると「5月、6月にツアーをやります」と静かに宣言した。
さらに彼は「新曲をたくさんやろうと思います。おなじみの曲もたくさんやりますが、帰り道に体に残っているのは、新しい曲たちだと思います」「オールスタンディングの会場です。最終日の福岡だけ椅子があります」「2010年の(ツアー「ひふみよ」の)ように初夏の旅ができたらいいなと思います」と続ける。
ツアータイトルは、ポスターにも書かれていた「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」。小沢は「ギター、ベース、ドラムス、キーズと読みます。すべて半角スペースが入ります」と説明する。また6、7人のバンド編成で演奏すること、朗読はなく音楽のみのライブになることが発表された。
その後来場者へ感謝を述べた小沢は、「ツアー本編ではやらない朗読をやります」とひと言。子供の話す擬音語や外来語の発音といった言葉に関する話、それから仕事についての話を朗読した。最後にさまざまな股引(ロングジョン)を採点する朗読で観客を笑わせ、好みに合わせて作ったというコンサートグッズのロングジョンを紹介した。そして朗読の最後を「歌詞と、メロディーと、バンドの音と、友達のいる、いつも新しい場所へ。なんか、そういうところへ向けて今は歌詞を書いています。できたてのロングジョンを穿いて。その場所で一緒に発狂できたらと思います」と締めくくった。
なおこの解禁にあわせ、公式サイト「ひふみよ」が更新された。トップページではツアーに関する小沢からのメッセージを読むことができる。