先日職場でこの話で盛り上がり、アツい討論を繰り広げたのですが(仕事しろ)、
良く分からないので、僕の意見・所感を書いていきたいと思います。
おっぱいの語源
こちらの語源辞典を見ても分かる通り「おっぱい」の語源の説は4つあります。
- 「ををうまい」の略
- 「お腹いっぱい」+「いっぱい」の略
- 昔の中国の学者さん「王牌(おうぱい)」からきた
- 古代朝鮮語「吸うもの」って意味の「パイ」からきた
そして1番の「ををうまい」説が1859年の『おろかおい』と言う書物に「おっぱい」のことが書かれていて、1番信憑性が高いみたい。
そして「おっぱい」が使われ始めたのは江戸時代だと。
僕は学者じゃないのでこれを信じるとします。
「をを」って何なの?
この「をを」って何なのか調べてみても分かりません。
「をを」で検索しても「WOWOW」のサイトが一番最初に出てくるし。
しかしある意見を言っている人がいました。
「をを」が「大」だとしたら「おお」って書きますよね?
そして「をを」が「おぉ!(感動した時)」だと、「おぉ!」を表現するために、「をを」にしたんじゃないの?
なるほど、これはその通りだな。僕もそう思います。
「をを」が「大」だとしたら
多分「超」とか「すごい」ってことじゃないですか。
「うまい」に続けるには「多」じゃないし「サイズ」のことじゃない。
「超うまい」で話を展開してみます。
「おっぱい」のことを「超うまい」って表現するときって、2通りのシチュエーションがあります。
まず一つ目はミルク(母乳)を飲んだとき
おっぱいは人間の母乳のこと。人間の母乳のことを「超うまい」って名付けますか?これ変ですよね?いや、赤ちゃんが言うなら分かるけど。
赤ちゃんが母乳飲みながら「超うまい♥」なんて言うわけないし。
仮に大人が飲んで「超うまい♥」って言っても、気持ち悪いから「おっぱい」って名称が広まらないはず。
村人1「拙者さぁ、昨日女房の母乳飲んだんだけどさ、あれって超うまいよね?」
村人2「うんうん、俺も飲んだ!確かに超うまいよね!」
村人1「だからさ、今度から乳房のこと『ををうまい』を略して『おっぱい』って呼ばない?」
村人2「おっぱい…か…。うん、いいね!そうしよう!」
いや、ないない。これはない。僕のイメージでは
「そなた、乳なんぞ飲んでおるのか!まるで赤子のようじゃ!ははは!」
って言われるはずだから。
大人で母乳を飲んでる人もいるだろうけどさ、こんなエピソードから始まった言葉が老若男女が使う言葉には発展しないはず。
だからこれはない。(断言)
そしてもう1つは「おっぱい」自体を「超うまい」のパターン
すごく卑猥な話になっちゃいそうで嫌なんだけど。。まぁいいや。
俗に言う「おっぱいフェチ」の人たちはおっぱいを「超うまい」って名付けてもおかしくはないよね?
それをイメージしながらもう一度村人の会話をどうぞ。
村人1「拙者さぁ思うんだけど、乳房、あれって超うまいよね?」
村人2「うんうん、俺もそう思う!確かに超うまいよね!」
村人1「だからさ、今度から乳房のこと『ををうまい』を略して『おっぱい』って呼ばない?」
村人2「おっぱい…か…。うん、いいね!そうしよう!」
いやぁ、ないでしょ。こんな会話を友達がしてきたら爆笑するけどさ、
友達の中で「おっぱい」が流行っても、世の女性たちは使わないって。
江戸時代の女性はみんな恥ずかしがり屋だから(完全な僕のイメージです)。
上記の2通りが否定されたってことは、
「ををうまい」が「大うまい」って説はなくなります(僕の中で)。
「をを」が「おぉ!」だとしたら
「おお!うまい!」ってことになりますよね。みんな普通に使う言葉です。
さっきの「超うまい」より、反射的に出る言葉ですよね。
予想外の感動を味わって、興奮したときとかに思わず口に出ます。
このシチュエーションを想像すると、やっぱり2通りあるんですが、
ミルクのパターンはさっきと同じく、大人が使うことではないと言う結論が出ているのでカットします。問題はもう一方。
「おお!うまい!」をベッドの中で言った。
ベッドじゃないね、布団だ(江戸時代)。そこはどうでもいい。
ここで僕が言う『ベッドの中』とは、そういう意味の『ベッドの中』です。
重要なのは、「おっぱい」は女性にも広まったです。
下品で卑猥な言葉じゃあ女性は人前で使わないんだから。それを考慮しないと。
みなさんイメージしてください。
男「今宵もお主は美しい」
女「また、お世辞なんかいっちゃって♥」
男「いや、本当じゃ…愛しておるぞ」
女「キュン♥私もですわ」
そして『ベッドの中』が始まります。
女「待って、ロウソクを消して下さいませ…」(どうでもいい描写)
・
・
・
・
男「おぉ!!!うまい!!」
女「どうしたのです!?急に大きな声を出して!」
男「いやいや、これはお恥ずかしい。お主の体が愛おしいあまり、つい言ってしまったんじゃ。」
女「どういうことです?」
男「つまりお主の乳房のあまりの美味しさに『おぉ!うまい!』と言ってしまった」
女「あなた様はそこまで私のことを…まぁ可愛らしいお方♥」
男「なんと!お主こんな恥ずかしいことを言った拙者を可愛らしいと言ってくれるのか!?」
女「ええ。あなた様はとても可愛らしいお方ですわ」
男「ははは、とことん良いオナゴよのぅ!」
女「そうだ、私の乳房を『おっぱい』と名付けませんか?」
男「それは何じゃ?初めて聞く言葉じゃ」
女「あなた様が『おぉうまい』と言ってくれた感動を忘れないように、『おぉうまい』を略して『おっぱい』と名付けましょう♥二人だけの秘密です♥」
男「…おっぱい…か。何とも良い名じゃ!はっははは!」
これじゃないです?これしか考えられない。
二人だけの秘密だったんだけど、結局友達に話して広まって、流行っていくわけです。
- 女性が引かないシチュエーション
- 流行させるための面白エピソード
- 「うまい」と言った理由
- 会話の中で生まれたから漢字がない
このすべてを兼ね備えた推理です。
「おっぱい」の語源は「おぉ!うまい!」説が有力
以上が、30歳を過ぎている大人が真剣に話し合って出た答えです。
『ををうまい』説が一番有力って話は本当であるが、一体何が『うまい』のかは分かっておりません。
しかし今も江戸時代も男はバカだってことは分かりました。(イメージですが)
そして「おっぱい」という名詞は異常なまでに「おっぱい感」が出ていて、
女性の柔らかい雰囲気、ぷよぷよ感、優しさ、母性などが詰まった、大変美しい日本語だと思います。
まとめ
今週も初めて行ったラーメン屋で僕は言いましたよ。
「おぉ!うまい!」ってね。時代が時代ならラーメンが「おっぱい」になっていたかもしれませんね。
こんなこと考えている僕の頭の中は今日も平和です。
おしまい。
※この記事を書きながら聞いた曲
夢の中/ボ・ガンボス
バンドブームの時代の音楽を僕は好んでよく聞くが、ボガンボスは凄い。
ボーカルのどんとは死んじゃったけど、なんか早く死ぬタイプのバンドマンだよね。
早く亡くなるバンドマンは多いけど、この人もその雰囲気ムンムン。(ドラッグ感)
この曲なんか、自分が死ぬのを分かっていたみたい。
かっこいいなぁ。もっと評価されてもらいたい。
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