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第34回:新規事業と価値検証(7) [新規事業]

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特定の行動を簡単にできるかどうかが、ユーザーの行動を起こすかどうかに影響しているそうです(当たり前?)。

行動を起こしてもらうための障害を取り除くために、フォッグ式行動モデルというものが紹介されていました。

フォッグ博士は作業の難易度に影響を及ぼす要因として、6つの「簡素化の要因」を説明しているそうです。
  1. 時間:行動を完了するまでにどれくらいかかるか
  2. お金:行動を起すためにかかる財政的費用
  3. 身体的な努力:行動を起すために必要な労力
  4. ブレインサイクル:行動を起こすためにメンタル面で行わなくてはならない努力と集中のレベル
  5. 社会的な逸脱:その行動がどれくらい他人に受け入れられているか
  6. 非日常性:行動がどのくらい日常の行動に合うか、あるいは妨害するか
フォッグ博士は、行動が起きる可能性を増やすためには、設計者にシンプルさに重点を置くように勧めているそうです。

自分の製品・サービス、或いは、プロトを使ってもらうにあたって、上記のそれぞれの視点でチェックする必要がありそうですね。プロトもはじめからゴテゴテにしてしまうと敬遠されてしまいかねないですね・・・

うちの会社で使っている某IT企業のツールは、「時間」と「身体的な努力」と「ブレインサイクル」に難ありです。わかっていても使わざるを得ませんが・・・何とかして欲しいです[ふらふら]
 
ちなみに、フォッグ博士の書籍もあるようですが、新品では買えないようです。面白そうですが・・・残念です。
 
 
つづく
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