うちの地下倉庫(と呼んでいる)夫部屋。
本当に、捨てない男なので、
リビングや、私、息子の部屋から、
かつて断捨られたモノが、
いつの間にかシラ~っと使われていたりするのよ。
なんというゾンビ部屋。
たたんだ洗濯物を仕舞いに入る度、
圧倒的な物量にメンタルを持っていかれそうになるわ。
片付けなよ、捨てなよなんて、
100万回言ったわ。
でも、やつは捨てない(-_-;)
片付けないと運気が下がるよ?と脅してもみた。
響きゃしない(´Д`)
風邪をひいたとか、腰が痛いとか、
良く眠れないとか、
ちょっとした健康に関するつぶやきを夫がする度に、
汚部屋だからよ、と無理くりこじつけたりもした。
とにかく、ありとあらゆる言葉かけをしても、
無駄だったわ。
だのに、
突然その日は来たの。
きっかけは、息子たちが投げかけた一言。
「筋トレ用のベンチプレスだけどさ~、
お父さんが居ない時も、
俺たちだけで常時使えるようにしてよ~。」
息子たち、ナイスパスだわっ!
男には男を持って制せ!ということかしら。
「お?お前たち、筋トレやる気があるんだな?分かった。」と、
気をよくした(筋肉バカ)夫、
チャンス☆とばかりに繰り出した、
私の片付けプランをすんなり受け入れたの。
インテリアなんぞにお金をかけたくない人なので、
今あるモノを、形を変えて使う案が受け入れられた。
もちろん捨てたくない人でもあるので、
本やCDなどのコレクションも、捨てずに保管出来るような案。
とっておけるのならば、保管方法にはこだわらないらしいわ。
インテリアもへったくれも、ない。
この際、片付けばいいんだから。
今回は、出張が多い夫も一緒に片づけてくれると。
もう、こんなチャンスは一生ないかも知れないので、
がんばろうと思うわ。
汚っと(夫)の心を動かしたのは、
趣味を理解して、プライドをくすぐった、
男同士の共感力のある言葉だったのね。
息子たち、歴史的快挙だわ。
今回の言葉選びは、
片付けだけにじゃなく、
子育てや人生の教訓にもなったわ。
凪