>>(上)より続く
「(質問状に)うちの娘と対立していると書いてあったら、飯島に説教するのは当たり前でしょう。派閥があるとしたら、うちの恥(中略)。
うちはジュリーが生まれたときから、事務所がちゃんとうまくいったら後継ぎにしなきゃいけないと思っていました。少なくとも三ヵ国語、四ヵ国語は読み書きができるようにしているし、小さいころからミュージカルを見せてきた。娘には、英語もフランス語も全部教えています。どんな本でも読めるように、どんな仕事でもできるようにしています。孫にもきちんと英語とフランス語と、中国語も教えています。うちの仕事を継ぐなら英語はマスト。だってミュージカルができないから。いい台本は、その国の言葉で読むべきです。わたしは、そういうつもりで育ててますもの(後略)」
飯島氏が駆けつけたのは三〇分後のことだったという。そして、噂されているジュリー氏との確執について、語り出した。
「わたしも被害に遭っている立場で、それはジュリーさんもそうだと思います。ジャニーズ事務所全体がそういうふうに見られている。そのように足を引っ張りたい方もいらっしゃると思うんですよ、事実。こういう芸能界って競争が激しい世界ですので、全くそんなことはないので……」
記者「嵐とSMAPがあまり共演しないというのは?」
「別に、意味というのはないと思うんですけれども……」
このときだ。飯島氏の話に耳を傾けていたメリー氏がおもむろに口を開くのは。
そして、このときの発言が、飯島氏とSMAPを追い込むことになる。
「だって踊れないじゃない? 嵐と共演しようにも、SMAPは踊れないじゃないですか(中略)SMAPは、踊れる子たちから見れば、踊れません」
この発言を知った中居くんはひどく落ち込み、それが退社を決めたきっかけになったとも言われている。メリー氏とのやり取りは続く。
「飯島派と言うけれども、飯島はいま誰をやってるんだっけ?」
「SMAP、キスマイとかをやっていますけれども……」