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台湾総統選の開票続く 蔡氏大きくリードか
1月16日 19時12分

台湾総統選の開票続く 蔡氏大きくリードか
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16日投票が行われた台湾の総統選挙は開票作業が続いており、地元メディアは、初の女性総統を目指す最大野党・民進党の蔡英文氏が、与党・国民党の朱立倫氏を大きくリードしていると伝えています。
馬英九総統の任期満了に伴って行われた台湾の総統選挙は3人が立候補し事実上、与党・国民党の朱立倫氏(54)と、最大野党・民進党の蔡英文氏(59)の争いとなっています。
投票は、日本時間の午後5時に締め切られ、開票作業が続いており、台湾の中央選挙委員会は、日本時間の午後7時現在、民進党の蔡英文氏が37万票余り、国民党の朱立倫氏が17万票余りと発表しています。
また、地元の主要なテレビ局は、独自に集計した開票速報で、いずれも民進党の蔡氏が500万票を超えて朱氏を200万票以上上回り大きくリードしていると伝えています。
このうち、主要なテレビ局のひとつTVBSは、最新の世論調査をもとにした見通しで、蔡氏の得票率が52%に達し、朱氏を20ポイント上回ると伝えています。
選挙戦では、争点の中国に対する政策を巡って、交流拡大の継続が台湾の利益になると訴える国民党の朱氏に対し、急速な接近は、台湾の主体性や民主主義を損なうと批判する民進党の蔡氏が8年ぶりの政権交代を訴え、激しく争ってきました。
同時に行われている議会・立法院の選挙とともに、大勢は今夜中に判明する見通しで民進党が8年ぶりの政権交代を実現するのか、注目が集まっています。

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