うすはりグラスでビールを飲んでみたい!
我が家にあるうすはりグラスを引っ張りだしてきて、ビールを楽しんでみました。というのもこちらのブログを拝見して、「ぜひこれは試してみたい!」と思ったのです。
実は我が家にも眠っていたうすはりグラスがありました。奥さんと入籍をした際に当時の上司からお祝いとしていただいたうすはりのペアグラス。普段使いにはもったいなくて、なかなか使う機会を作れずにきたのですが、ついにこのタイミングで食器棚の奥から引っ張り出してきました。
このグラスを製造している松徳硝子は大正11年創業、元は電球用硝子の製造から始まりました。その後電球だけでなく各種ガラス製品を製造する中で、電球製造で培った薄吹きの技術を元に作られたのが「うすはり」。その厚さは0.9ミリ。グラスが薄いことで、お酒の風味が舌に直に伝わってきて、いつも飲む以上にお酒の美味しさを引き出してくれる、と言われています。
いつものグラスと比べると、一目瞭然の薄さ
左が普段使っているビールグラスで、右がうすはりグラスです。その薄さの違いは一目瞭然。普段のビールグラスの半分以下の薄さ!手に取ると、本当に手に持っているのか?と一瞬疑ってしまうほどの軽さです。
葡萄酒器=ワイングラスでビール?
うすはりグラスでのビールは明らかに美味しい(はず)。ただ、我が家にあるのは外箱に書いてある通り「葡萄酒器」ワイングラスです。ワイングラスでビールなんて・・と思いきや、実はワイングラスでビールを飲むと、より香りが楽しめる!なんて言われているんですね。
我が家にあるうすはり「葡萄酒器」は、気軽にワインが楽しめるようにと脚の部分を取った形のグラスになっています。飲み口の直前で一度軽くすぼまって、飲み口の部分がチューリップのように広がった形。確かにこれはなんだか香りが楽しめそう。
そういえば、プレミアム・モルツを買うとワイングラスがついてくる!なんてキャンペーンもやっていましたね。
「香りのエールビール」よなよなエールとうすはり「葡萄酒器」!
ワイングラスでビールの香りを楽しむなら、香りが特徴のビールを飲もう!ということで、ビールはよなよなエールをチョイス。柑橘系の華やかな香りが楽しめる、お気に入りのエールビールです。うすはりグラスに注いだビールは鮮やかなオレンジ色。注いでいるといい香りがしてきます。うすはりグラスで飲むビール、一口飲んでみると味や風味の感じ方がいつものグラスと全然違います!上で書いた通り、グラスなどの違和感をほとんど感じずにビールの風味が直接口の中に入ってくるので、よなよなエールの苦みとコクがいつも以上に味わえる感じ。缶ビールとは思えない、新鮮さすら感じさせる飲み心地。
また、ワイングラスということで、ビールを飲もうとグラスを傾けると、自分の鼻がグラスの円周の中に入るので、より強く香りが楽しめるんですね。泡が消えてきて、グラスの中に溜まっているよなよなエールのホップの香りが飲む度に感じられます。これはいいなー。
ワイングラスとビール、うすはりグラスとビール、相性は抜群でした。
香りを楽しめるビールとうすはり「葡萄酒器」、相性は抜群。新しいビールの楽しみ方をまた一つ知ることができました。香りに特徴のあるビールはワイングラスで、そしてうすはりグラスで飲んでみると、より一層楽しめるのでオススメです。
ビールだけじゃなく、もちろんワインも美味しく味わえるうすはりグラス。