【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台（大統領府）の鄭然国（チョン・ヨングク）報道官は１５日、青瓦台や外交部をかたり北朝鮮の４回目核実験に対する意見を聞く電子メールが公共機関を中心に出回っている問題について、「関係当局と合同で綿密に捜査している」と書面で発表した。
また、「政府は国民の不安を払拭するため、入手した情報を基に北の動きを徹底的に監視するなど最善をつくす」と強調。北朝鮮のさらなる挑発可能性に備え、対応していると説明した。
青瓦台が予告なしに報道官名義の書面発表を行ったのは、青瓦台をかたった核実験関連の電子メールに続き、サイバーテロなど北朝鮮による挑発が起こる可能性を排除できないと判断したためとみられる。
電子メールは北朝鮮が４回目核実験を実施した６日以降に送られた。警察は北朝鮮の関与などあらゆる可能性を念頭に置いて調べている。