【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁は15日、高速道路での路側帯のすり抜けやバス専用レーンの違反、無理な割り込みや急ブレーキなどの乱暴運転を取り締まるため、覆面パトカーを走らせる方針を明らかにした。まずは3月から6月まで、京釜高速道路で試験運行を行う。
京釜高速道路に続き、10月にかけてソウル外郭循環、嶺東、西海岸の各高速道路へと取り締まり対象を拡大。年内に高速道路パトロール隊11カ所に覆面パトカーを1~2台ずつ配置し、すべての高速道路で取り締まりを行う方針だ。
覆面パトカーは助手席の横に目立たない警察の表示がある程度で、一般車両と見分けがつきにくい。取り締まり対象の車両を発見すると、車内に準備している赤青色灯とサイレン、電光掲示板が一斉に作動する。
警察は、覆面パトカーの導入は迷惑運転や危険運転をしようとするドライバーへの心理的な抑止効果という趣旨が大きいと説明した。