ウリ・シュティーリケ監督(61)が率いるサッカー韓国代表チームが2018年のサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選進出を決めた。
国際サッカー連盟(FIFA)は14日、クウェートに対する懲戒処分を発表し、昨年11月に無期限延期されたクウェートとミャンマーのW杯2次予選を没収試合とし、クウェートが0-3で負けたものと決定した。FIFAは昨年10月、「クウェートは法律改正で政府が体育行政に介入できるようにした」として資格停止処分を下した。クウェートは10年にも政府が自国の五輪委員会委員長らを直接選任したことが問題になり、国際オリンピック委員会(IOC)から懲戒処分を受けている。
2次予選6戦全勝、勝ち点18でG組1位の韓国は、これにより残り2試合(3月24日レバノン戦、3月29日クウェート戦)で両方負けても組1位になるため、最終予選進出が決まった。2次予選では各組1位の8チームと組2位のうち上位4チームの計12チームが最終予選に進出する。