トップページ文化・エンタメニュース一覧タンチョウ 800羽以上確認
ニュース詳細

タンチョウ 800羽以上確認
1月15日 16時41分

タンチョウ 800羽以上確認
k10010372901_201601151640_201601151640.mp4
先月、北海道が行った国の特別天然記念物タンチョウの分布調査で、野生のタンチョウは前の年の同じ時期より広い範囲で800羽近くが生息しているのが確認されました。
この調査はタンチョウの分布を確認するため北海道が昭和27年度から毎年行っていて、今シーズンの最初の調査は先月4日、道内のおよそ230か所で行われました。
その結果、生息や飛来が確認されたタンチョウの数は829羽で、このうち野生のタンチョウは791羽と前の年の同じ時期より208羽増えました。分布している地域は主な生息地の北海道の東部に加えて、前の年には確認されなかったオホーツク海側などでも確認されたということです。
タンチョウの生態に詳しい専修大学北海道短期大学の正富宏之名誉教授は「実際に数が増えたことに加えて調査日の天候がよかったため大幅な増加となった。分布の広がりは暖冬で凍結する河川が減ったことなどで餌を確保する場所が増えたことが影響したと思われる」と分析しています。

関連ニュース

k10010372901000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ