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神戸大で阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼1月15日 17時27分
阪神・淡路大震災から17日で21年になるのを前に、学生や教職員41人が亡くなった神戸大学で、犠牲者を追悼する式典が行われました。
神戸大学では、阪神・淡路大震災が発生した当時、自宅や下宿先などで学生39人が亡くなり、教職員2人も犠牲になりました。
15日は、神戸市灘区の神戸大学六甲台キャンパスで追悼式典が行われ、遺族や教職員、それに学生などおよそ150人が参列しました。式典では慰霊碑の前で、41人の犠牲者に1分間の黙とうをささげたあと、武田廣学長をはじめ参列者たちが白い菊を献花しました。
当時21歳だった大学生の長男を亡くした神戸市東灘区の白木利周さん(73)は「これまでは亡くなった息子に対して、マイナスな気持ちのことばしかかけられなかったが、少しずつ前向きな気持ちを伝えられるようになってきた。きょうこの場に参加できて感謝しています」と話していました。
15日は、神戸市灘区の神戸大学六甲台キャンパスで追悼式典が行われ、遺族や教職員、それに学生などおよそ150人が参列しました。式典では慰霊碑の前で、41人の犠牲者に1分間の黙とうをささげたあと、武田廣学長をはじめ参列者たちが白い菊を献花しました。
当時21歳だった大学生の長男を亡くした神戸市東灘区の白木利周さん(73)は「これまでは亡くなった息子に対して、マイナスな気持ちのことばしかかけられなかったが、少しずつ前向きな気持ちを伝えられるようになってきた。きょうこの場に参加できて感謝しています」と話していました。