皆さんこんにちは、Ichiです。
最近わたしが疑問に感じていること、それは「生」増えすぎじゃね?ってことです。
いやいや、技術革新で美味しいものが鮮度よく食べられるのは喜ぶべきことですけど、何でもかんでも「生」をつければいいと思っている商品多くないですか?
普通に見たまま「生」なものもあれば、どう考えても「生」じゃないものもあるし、ちょっとここらへんでしっかりと格付けしておかないといけないなと思ったのです。独断と偏見ですが、「生」業界を整理するにはいい機会でしょう。
では、レッツ格付けチェック!
目次
格付けについて
格付けランキングについては、以下の7階級で判断します。
本来の「生」の使い方に合っているか、そして「生」としての品が良いかということを判断して上から順に表しています。
神:生肉・生魚・生野菜
この3つに関しては「生」業界の中では神的なポジションだと思います。誰も何も文句を言わずに、生だって分かる代物。
だって生だもん。もう存在が生。生々しいったらありゃしないよ。
見てくれよこの生肉の画像を。これが「生」ってやつだ!
超一流:生クリーム
神たちの活躍によって確立された「生」の業界ではわりと古参ぎみな存在で、今流行っている生の概念の根本的なところにいるイメージです。古参のわりにあまり主張せず、みんなとフレンドリーに接しているような印象。
生クリームを名乗っていて、そもそもどこら辺が『生』なのかさえ我々に疑問を抱かせないのが凄いところです。恐らく生乳を使っているからだとは思いますが...。
一流:生ビール・生ハム
生ビール、生ハム辺りは生クリームより多少「生」感を売りにしてる感じが強まってきていますね。ですが、結構ナチュラルに生活に浸透してるし、上手いことやってる気がします。
どちらも加熱処理はされてないし、加熱処理された商品も別に存在するので、「生」と銘打つのは納得できます。
二流:生八つ橋・生チョコレート
この辺りから若干の怪しさが出てくる感じが個人的にはしています。
でも、八つ橋はそもそも「焼き」と「生」が分かれてるし、京都だけでこっそりやってる感じで、謙虚な姿勢が高評価です。わりと一流カテゴリーに近い感じがします。
生チョコレートは完全に生クリームの力を借りて「生」を名乗ってるので、二流感がしますね。作るのが簡単で美味しいので、バレンタインに活躍する感じで市民権を獲得していったんでしょう。
恐らく現状のこの「生」が増えている原因と成っているのはこの生チョコレートだと思われます。「スイーツは生を名づければと売れる!」 という流れを作ってしまった罪は重いでしょう。
三流:生パン粉・生キャラメル
パン粉に関しては、そもそも保存の為に勝手に乾燥させてたのに、最近になっていきなり生パン粉を語り始めるってどうなのよ。
Wiki見てみたら、日本のパン粉は「panko」と呼ばれ親しまれてるとか書いてるけど、
「嘘だろ」
生キャラメルは完全に生チョコレートのあとを追う形で現れたスイーツでしょうね。この生キャラメルが流行ることで、完全に「生」業界に火をつけてしまったといっても過言ではないと思います。
最近はあまり耳にしないんですが、売り上げはどうなんでしょうか?
四流:生パスタ
パスタはスイーツ業界からは外れたやや異端な存在ですが、最近の主張の具合が著しいので、非常に目につきますね。このパスタもパン粉と同じで、保存の為に乾燥させてたんですが、簡単に生麺が作れるということで流行っています。
でもさ、もちもちしすぎてて不味くない?下手くそが作ると水分含み過ぎでソースと絡まないし、どうかと思うんだけれども。イタリアとかでは昔から生麺も結構あったみたいだからいいけど、日本だと乾麺が主流だったし、今更変えてもお口になじまない気がしちゃうな。
どうかお店から乾麺のパスタが消えませんように。
5流:生もみじ饅頭、生ドーナツ、生プリン、生どら焼き、生カステラ
もう誰なのコレを世の中に生み出しちゃった人は。生もみじ饅頭、生ドーナツ、生どらやき、生カステラ、君たちの「生」ポイントはどこなのさ。
生もみじ饅頭「生地にお餅が入っていて...」
いや、それもう、もみじ饅頭じゃないよね?
生ドーナツ「揚げてませんから...」
え?それでドーナツの名を語るの?
生どら焼き「生クリームを挟んでおりまして...」
生クリームの力を借りた派閥ですか。しかも生地じゃなくて、挟んでるだけなんだ!?
生カステラ「生クリーム使わずに、半熟に焼いてて」
逆に!?逆に生クリームを使わないスタイル?新しいけど、焼いてるじゃん?
焼いてるじゃん?生なのそれ?
そして、生プリン...
お前、元から生じゃん!
もうわけが分からないよ...。
おわりに
生業界の格付けチェックをしてきましたけどいかがでしたでしょうか。私が見逃しているものも多いかとは思いますが、大体わたしの思うところはお伝えできたように思います。「生」次はどんな商品が出るんでしょうかね?では、また。