ーおっぱいで盛り上がるのはロマンか恥か?ー
この問いに対する明確な答えを未だに出せずにいる。
いっそのこと世界がスポーツブラだけになれば、答えはとうの昔に出ていたはずだ。
なのに、ピーチ・ジョンから発表される新作は常に攻撃的で、答えを見つけられない愚かな男を暗黒面へ誘う。
さらに最近では【育乳でモテ女子へ!】なんて特集も組まれるほど、良乳を手に入れようとする傾向が強くなってきてる。
こうした流れは本来喜ばしい限りだけど、あえて異を唱えたい。
「それでいいの?」と。
推しメンから長老へ?
思い返されるのは中学2年の頃にクラスメートだった中野さん(仮名)の存在だ。
顔は中程度だったが、日々成長するお胸の存在によって彼女を推しメンにする男は多数いた。
一番盛り上がったのはスポーツテストで、それはまるでオムニバス作品を見ているような気持ちだったのを覚えている。
50m走、睾丸…いや砲丸投げ、走り幅跳び、反復横跳び、伏臥上体反らし、踏み台昇降運動、握力♡・・・全てがネピアへと続く道となり、クラスメートはシェイク時の参考資料にしたことだろう。
しかし、中野さんは本来地味で素朴な女の子。
そんな子がチヤホヤされ過ぎて徐々に痛いキャラになってしまいました。
・休み時間に「◯◯君ってさぁ〜」と男評価のご意見番のような立場
・クラスメートを見ながら髪をかきあげ「フフフ」と意味深に微笑む様子
・給食ではソーセージを避ける
・スカートの丈が徐々に短くなっていく
・体育の前の着替え中に「胸また大きくなっちゃった笑」発言
上記のような行動を取らせてしまった要因は、私を含むクラスメート(男)のせい。
元々はソーセージをガブガブ食べていた子だったのに…。
ー時が経過し成人式ー
久久に再会した中野さんはナメック星の長老に変わっていた。
イメージとしては↑がギャルになった感じ。
中学卒業後は接点がなかったので途中経過は知らないが、お胸だけではなく他の部分も巨大化され、業界用語を使うならば「ブーデー」
過去に中野さんを一汁三菜のラインナップに加えていた男共はさぞかし驚いたはずだ。
あれだけ「中野さんに会うの楽しみ!」と期待してた人も、長老になった中野さんを見て「おっ、おう…」が限度だったよう。
本人は中学時代同様に「◯◯君彼女いるの?いない?だっさーい笑」「私?結構言い寄られるけどチャラ男ばっかり笑」とモテ女ポジションをキープしてましたけど。。
以上が地味だった子がお胸様の発達が影響してチヤホヤされ、最後はナメック星の長老になったというお話。
ちょっとしたことがキッカケ
長老になったエピソードはどうでもいいけど、注目ポイントは彼女が胸をキッカケにして自信を持ち、最後は少し痛い女になってしまったこと。
自信を持つことは結構だ。社会に出れば自信のなさは裏目に出る。
でも、痛い人になっては駄目。絶対。
だからこそ【お胸をキレイ♡大きく♡=正義】の流れには警鐘を鳴らしたい。
百パイあって一利なしという言葉があるように、幸せの円周率はどんなサイズのパイパイでも測れやしないのだ。
昨日の記事と被ってしまうが、人は中身。
だからこそお胸が大きいかどうか?美乳かどうか?
そんなことどうでもよい。
大事なのは目に見えない部分。
だからこそ貧乳に悩む女性がいたら伝えてほしい。
『君は君だよ』・・・と。
注1)今回は『シターイ・ウォーズ -SITAI WARS- / 新たなる恥棒 』というハードな作品を見終わった後のフラットな状態時に記事を作りましたので、今後意見が異なる場合がございます。予めご了承ください。
注2)汁出のバランスを大切に。
2016年1月14日 18:58追記