仏環境当局、ルノーを調査
捜査情報で株価急落
2016年1月14日 22時49分
【ロンドン共同】フランス自動車大手ルノーは14日、フランス当局の排ガス規制に関する立ち入り調査を受けたと発表した。不正は見つかっていないとしている。同国メディアなどは、フランス捜査当局が詐欺容疑で捜査しているとの情報が広がっていると報道。これを受け14日のパリ株式市場ではルノーの株価が急落、一時、前日比2割を超える下げ幅となった。
ルノーは日産自動車と提携している。
フランス政府は、昨年9月に発覚したドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題を受け、ルノーなどが製造した自動車約100台の抽出調査実施を発表した。