【城南聯合ニュース】サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の長女でホテル新羅社長の李富真(イ・ブジン)氏(45)と、サムスン電機常任顧問の任佑宰(イム・ウジェ)氏(47)が、結婚から17年で離婚することになった。
水原地裁城南支院は14日、李氏が任氏を相手取って起こした離婚および親権者の指定を求める訴訟で、原告の一部勝訴を言い渡した。これにより離婚が成立する。
李氏の弁護士は判決を受け「原告(李氏)と被告は離婚する」と話した。また、親権と養育権は李氏にあるとして、任氏が子どもに面会できるのは月1回に決まったと説明した。現在、両氏の息子(小学生)は李氏が養育している。
だが、任氏の弁護士は「(任氏は)家庭を守りたい一心だったのに、親権や養育権を原告側が全て持っていってしまうのは一般的な判決とは言えない」として、控訴する考えを明らかにした。
この日の公判には双方の法定代理人が出席し、両氏は出席しなかった。
1999年8月に結婚した2人は当時、財閥の令嬢と平社員の出会いとあって、大きな話題を集めた。
95年にサムスン福祉財団に入社し、帝王学を学んでいた李氏は、ボランティア活動に参加した際に任氏と知り合い、交際を経てゴールインした。