千葉・17歳少年殺害 死亡の17歳少年、LINEで悲痛なメッセージ
フジテレビ系(FNN) 1月7日(木)18時56分配信
千葉・柏市の手賀川で、17歳の少年が全裸の状態で遺体となって発見された事件。亡くなった少年は、LINEでSOSのメッセージを送っていた。FNNの取材で、少年の悲痛な叫びが判明した。FNNがスクープ入手した、殺害された17歳の少年が2015年8月、友人に宛てた「命狙われてるから助けてほしかった」、「居場所ないから」、「俺の家バレてる」というメッセージ。
そこには、必死に助けを求める少年のSOSがつづられていた。
1月4日、千葉・柏市の手賀川で、17歳の佐藤龍太さんが全裸の状態で遺体となって発見された事件。
橋の欄干から転落させたとして、小島庸平容疑者(22)ら4人が逮捕された。
渡辺容疑者の母親は、「(息子は)弱いのに粋がっている感じ。残酷なことをよくできたなと。17歳の子を殺すなら、残酷だけど、お前が死ねばよかったのにと思う」と話した。
逮捕された4人と佐藤さんは、職場の同僚や友人で、供述によると、小島容疑者の自宅にあった数百万円の現金が2015年夏ごろなくなったことから、佐藤さんとトラブルになっていたという。
ちょうど、その時期の2015年8月、佐藤さんとLINEでやり取りをしたという友人に話を聞くことができた。
佐藤さんと中学からの友人は「突然LINEが(佐藤さんから)『助けて』ってきて、何したんだよって聞いたら『殺される。助けて、居場所がない』みたいな」と話した。
必死になって友人に助けを求めるメッセージ。
川に突き落とされる5カ月前、佐藤さんはすでに小島容疑者らとトラブルになっていたのか。
佐藤さんと中学からの友人は「詳細はあまり聞かなかった。巻き込まれたくなかったので。気を引くためのうそだろってスルーしていた」と話した。
警察は7日、19歳の少年を事件現場の橋に立ち会わせ、犯行当時の状況を調べているほか、容疑者の一部が、金銭以外のトラブルがあったと供述していることから、動機についても解明を進めている。
最終更新:1月7日(木)18時56分