記事作成日:2016/01/07 14:06 │ 最終更新日:2016/01/07 14:13
テレビのグルメ番組などで年間200件以上取材され、今や全国的に知られている、東京一長い商店街「戸越銀座商店街」。東急池上線・戸越銀座駅あるいは都営浅草線・戸越駅から左右に延びる通りには、400店舗以上の店が軒を連ねています。この商店街の名物はコロッケですが、コロッケ以外にも、連日行列のできるおいしいものがいろいろあるのです。東京の安くておいしいグルメスポットの「戸越銀座商店街」へ行ってみませんか?
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写真:ヒロコ / 地図を見る
昼の情報番組『ヒルナンデス』や『ぶらり途中下車の旅』などで紹介された、全国でもめずらしい塩専門店が、戸越銀座商店街にあるのです。お店の名前は、「solco(ソルコ)」。
店に一歩入ると、ここはチョコレート専門店か、はたまたワインバーかと思うようなモダンな内装に目を奪われ、さらに、テーブルや壁面の棚に置かれている美しいガラス製の小さなボトルに引き付けられるはずです。このボトルに入っているのは、このお店しか買えない希少な塩や淡いピンク色をした塩、ピラミッド型をした塩など、国内外の塩です。店頭に出ているものだけで、40種以上はあるそうです。
その様々な塩を、自由にテイスティングできるのが、このお店の魅力。お店の特製の白米のおむすびか玄米のおむすび(1個税込91円)を買って、おむすびに合う塩をテイスティングしてみてください。おむすびの味の変化に驚くはずです。お腹にゆとりのある人は、お店特製の焼きコロッケを買って、コロッケと塩の組み合わせを楽しむのもおすすです。
一人でも気兼ねなく、小さなお子さんを連れた家族でも楽しく塩のテイスティングができますよ。他では買えないおしゃれな塩ボトルは、プレゼントに喜ばれるはず。
写真:ヒロコ / 地図を見る
「米」の「魂(たましい)」という看板を見つけたら、そのお店は、小麦粉を使わず、米粉だけで作ったパンを主に扱うパン屋さんです。米魂と書いた店名は「べいこん」です。
店頭で真っ先に目が行くのは、おにぎりパンです。見た目が、おにぎりそのもの。三角の形に海苔が巻いてあって、中身には、何とたくわんマヨが入っているのですよ。
もう一つ、これまで見たことのないパンにも、目が釘付けになるはずです。その名も「北極メロンパン」です。メロンパンの中に特製ホイップクリームとフルーツカクテルをたっぷり入れたメロンパンサンドを、冷凍庫でカチコチに冷やしたものが、その正体です。ショーケースに入ったこの冷たいパンも、このお店の看板商品だそうです。
米粉パンの味は、小麦粉と同じように、ふんわりもちもちしていて、食べやすいです。
自分の家族や友達のプレゼントにできる、「顔パン」もおすすめです。前もって注文すれば、プレゼントしたい人の顔そっくりにパンを焼いてくれますよ。
写真:株式会社テトラトーン / 地図を見る
おやつにおすすめなのが、小さな森の洋菓子店「へんてこ」の焼き菓子です。
小麦粉、卵、バターの良質な素材で作られた、余計な添加物が入っていないからだにやさしいスイーツを扱っています。
焼き菓子の定番のガレットやパウンドケーキ、フィナンシェ、マドレーヌなどのお菓子は、上質のバターと小麦粉の味がしっかりする、ヨーロッパの伝統菓子のような味わいがあります。紅茶やコーヒーとの相性は抜群です。
焼き菓子と一緒に店頭に並んでいるのが、かわいい動物たちのクッキーです。リスやうさぎ、クマたちの動物クッキーを店頭で見つけたら、とても幸運です。というのも、一つ一つ作るのが大変手間がかかるので、店頭に並ぶ数は一日50枚ほど。午前中には売り切れてしまうことがあるくらい、人気のクッキーなのです。動物クッキーが目当ての人は、午前中に行くのがよいかも。見た目が可愛くて、味もおいしいこの動物クッキーは、ギフトやお土産におすすめです。
写真:ヒロコ / 地図を見る
買い物客がおやつに立ち寄るお店が、関西発のドーナツ屋さん「フロレスタ」です。全国各地に店舗がありますが、もし最寄りになければ、このお店に足を運んでドーナツを食べてみてください。このお店のドーナツが、おいしいと評判なのです。
北海道産の小麦粉や国産大豆の無調整豆乳、三温糖など厳選された素材を使った生地を菜種油で揚げた、手作りのドーナツです。ドーナツを口に入れた瞬間に、何とも言えない優しい味がじんわりと広がっていくのを感じるかも。普段ドーナツを食べない人でも、何個でも食べてしまうほど、甘さは控えめでしつこさはありません。
このお店で注目したいドーナツは、ひつじやさる、ぶたなどの動物をモチーフにした動物ドーナツです。
動物ドーナツは、ドーナツの穴に動物の子供にかたどった丸くて小さなドーナツが乗っている「おやこどうぶつドーナツ」と、プレーンドーナツに砂糖でコーティングして動物の顔を付けた「どうぶつドーナツ」の2種類あります。どれも動物たちがたまらなく可愛いくて、食べたくないと思ってしまうほど。ギフトやおみやげにおすすめです。
作りたてを買って、店の横に置かれているベンチに座って食べることもできます。揚げたてのアツアツしたドーナツをほおばってみてください。これが格別においしいですよ。
写真:ヒロコ / 地図を見る
戸越銀座といえば、名物のコロッケです。商店街の総菜屋さんやお肉屋さん20店舗以上が揚げたてのコロッケを店頭で販売しているのです。おでん屋「後藤蒲鉾店」のおでんが入った「おでんコロッケ」から、お肉屋「中村忠商店」のオーソドックスなポテトコロッケまで、お店の数だけコロッケがあるのです。
商店街発行の「銀座コロッケガイド」をもらって、ぜひコロッケめぐりをしてみましょう。コロッケガイドのパンフレットは、商店街の中央街ゾーンにある、戸越銀座商店街会館や銀六会ゾーンのお休み処・商栄会ゾーンでもらえます。
ほかにも、おいしいグルメな食べ物がいろいろとあります。大分県中津市のご当地グルメ「鶏のから揚げ」や老舗の焼き鳥屋の「焼き鳥」、ジューシーなスープが人気のアツアツの「小籠包」など。店先に、行列ができていたら、それは、おいしい食べ物の目印です。長い商店街をぶらぶら歩きながら、絶品グルメを見つけて、店先で食べるのは、楽しいですよ。いつもと違う日帰りの旅に、戸越銀座商店街をおすすめします。
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