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人民元 基準値が8営業日連続で値下がり1月7日 13時06分
このところ下落が続く中国の通貨・人民元の相場は、1日の取り引きの目安となる値が、7日もドルに対し8営業日連続で値下がりして始まり、中国経済の先行きの不透明感などから元を売ってドルを買う動きを反映しています。
6日の上海外国為替市場では、中国経済の先行きへの不透明感などから人民元を売ってドルを買う動きが強まり、ドルに対する人民元の為替レートは、一時1ドル=6.5575元とおよそ4年9か月ぶりの元安水準となりました。
中国当局は、為替レートの1日の取り引きの目安として前の日の値を参考に毎朝、基準値を発表していますが、7日の基準値は1ドル=6.5646元と、6日より0.0332元、率にしておよそ0.5%値下がりし、8営業日連続の下落となりました。
そして、日本時間の午前10時半に始まった7日の人民元相場は、取引開始直後から元売りドル買いが優勢で、基準値より元安方向で取り引きされています。市場関係者は「きょうは中国当局による大規模な元買いの介入が入ったとみられ、中国政府が急激な元安は容認しない姿勢を見せているようだ。ただ、市場では中国の景気減速に対する懸念が広がっていて、当面、元が売られやすい展開が続きそうだ」と話しています。
中国当局は、為替レートの1日の取り引きの目安として前の日の値を参考に毎朝、基準値を発表していますが、7日の基準値は1ドル=6.5646元と、6日より0.0332元、率にしておよそ0.5%値下がりし、8営業日連続の下落となりました。
そして、日本時間の午前10時半に始まった7日の人民元相場は、取引開始直後から元売りドル買いが優勢で、基準値より元安方向で取り引きされています。市場関係者は「きょうは中国当局による大規模な元買いの介入が入ったとみられ、中国政府が急激な元安は容認しない姿勢を見せているようだ。ただ、市場では中国の景気減速に対する懸念が広がっていて、当面、元が売られやすい展開が続きそうだ」と話しています。