ライフハッカー編集部 - コミュニケーション,仕事術 12:10 PM
仕事の人脈づくりでは「下のつながり」も忘れずに
仕事上で真の人脈を作っておけばキャリア形成に役立ちますし、しかもスマートにやることが可能です。鍵となるのは、自分より上の人間だけを相手にする「上のつながり」だけで終わらないことです。
ビジネスメディアのEntrepreneurでも指摘されているように、多くの人が、その業界で自分より上にいる人とのつながりを作ろうとすることに終始しています。お金があるとか、地位が上だとか、人材や資金を持っているとか...。それはそれで結構ですが、自分と同じレベル(もしくは下)の人を無視していると、チャンスを失うことになるかもしれません。結局のところ、すべての人がいつまでも下にいるとは限らないのですから。
肩書きや権力を持っている人とつながるのが、出世するための道だと思うのは自然なことです。キャリア的に遠くにいる人とつながるのは良いことですが、あらゆる方向(下、横、上)にいる人と会うことにも価値があることを忘れてはいけません。
いずれにせよ、誰かを自分より「下」と見なすのは関係性を築く上であまり褒められた姿勢ではありません。それはともかく、業界のあらゆるレベルにいる人と協力していくのを忘れないことが特に重要です。後から何かのプロジェクトで協力をお願いすることがあるかもしれません。自分のキャリアには有益ではないと思っていた人が将来、上の地位にいる可能性もあります。背伸びをするだけでなく、あらゆるレベルの人に敬意を持って接することで、自分のチャンスを広げることができるのです。
9 Networking Blunders That Undermine Your Reputation|Entrepreneur
Eric Ravenscraft(原文/訳:コニャック)
Photo by Eugene Kim.
- 人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣
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