ピエール・ブーレーズ氏死去…仏の現代音楽の巨匠
フランスのメディアによると、フランスの指揮者で作曲家としても知られるピエール・ブーレーズ氏が5日、ドイツ南西部バーデンバーデンで死去した。90歳。死因は不明だが、病気のため療養中だった。
1925年、フランス・ロワール県生まれ。パリ国立音楽院で作曲家メシアンらに師事し、50年代から現代音楽を代表する指揮者、作曲家、音楽理論家として知られた。作曲では「ル・マルトー・サン・メートル」、「レポン」などの作品を残した。
ニューヨーク・フィルハーモニック、BBC交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など世界の多くの有名楽団で指揮者などを務めた。(共同)