中国軍が第2砲兵部隊を「ロケット軍」に改称

2016.1.2 08:43

 中国国営新華社通信の1日の報道によると、中国人民解放軍は第2砲兵部隊(戦略ミサイル部隊)を「ロケット軍」に改称し、新たに「戦略支援部隊」と「陸軍指導機構」を創設した。習近平国家主席(中央軍事委員会主席)は12月31日の創設式に出席して「全面的に軍改革を進め、断固として中国の特色ある強い軍(建設)の道を歩まなければならない」と述べた。

 中国は昨年11月に人民解放軍の大規模改革方針を発表。軍のスリム化とともに「統合作戦指揮」体制を確立させることで、共産党による軍統制強化を進めている。

 習氏はロケット軍について「中国の核心的力量であり、国家の安全を守る基礎だ」と強調し、核兵器や中長距離ミサイルの能力を高めるよう命じた。

 また、戦略支援部隊は作戦能力の向上や軍内の調整を担い、陸軍指導機構は陸軍の近代化などを図るとした。(共同)

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